前記事で初めての塾弁を載せておいて流れとしておかしいのですが・・・


この度、塾を辞めました。


事前のセミナーを除き、10日間ある春期講習の2日間だけ通って辞めました。


正直まだ私の中でもやもやが収まっていなくて、ブログにするにも気持ちも言葉もまとまっていないのです。


でも書くことで気持ちが落ち着いたりまとまったりするかもしれないし、後になると細かい事って思い出せないから残しておきます。



塾を辞めることになったのは夫が長女の家での態度が気に入らなかったからです。


きっかけは態度ですが、もともと中学受験に反対で、私が長女が受験をするならと選んだ公立中高一貫校の選択も、そのための塾も全て反対でした。


夫が反対したり辞めさせたい理由として出してきたことは、私からすると一方的な決めつけや言いがかりに近いことですが、私が反論しても変わりません。


子どもに中学受験をさせていい母親をやっていると思われたいとか実家の母親に頑張ってると思われたいとか、私の行動は全てその様に見えるみたいです。


中学受験は長女が自分で言いだして、私はそれならと出来ることを考えて対応してきたつもりですが、中学受験を長女が言いだしたのも、長女が私に洗脳されて私の思う通りに操られているのだそうです。


何度否定しても反論しても平行線で変わりません。


長女が何度もママに言われたからじゃない、自分でやりたいと思ったんだと伝えても、だからそれがそう思わされているのだと言って聞く耳を持ちません。


辞めることになった春期講習3日目の朝は、長女より次女が先に起きて学童に行く準備をしていて、私のお弁当とか身支度待ちでテレビを見ていました。


私が仕事で朝家を出てしまうと、在宅の夫と子どもたちだけになり、次女はほぼ私と同じタイミングで学童に行くので、夫と長女が残ります。


昼過ぎに始まる春期講習まで、夫と長女で家で過ごすことになります。


長女が勉強はそこそこにYouTubeを見ていて、夫が聞けば宿題は終わっていると言う。


前日の夜は塾から帰ってくるとテレビを見てリラックス。テレビを止めるように言われても消せなくてダラダラしていました。


後から長女に確認したのですが、その日は私と次女が家を出てしまうと、直ぐに塾を辞めるようにと言う話になり、ずっと塾の悪口だったのだとか。



(夫は直ぐに終わってしまうくらいの宿題しか出さない塾のカリキュラムやそもそも塾講師の質が悪いなど決めつけて批判ばかりでした。)


(長女の行きたい公立中高一貫校は誰でも受かる学校で、そんな学校を受験するために三流の塾にお金を払って通わせて、全て私の良いお母さんアピールのためにその気にさせられているのだそうです。) 



ずっとずっとずっとずっと塾の悪口と私にのせられているだけだという話を聞かされて、長女も聞いているうちに塾は辞めるけど中学受験は辞めないで、自分でやるのも楽しいかもと思ったんだそうです。


私がいない場所で長女がずっと夫のいつもの一方的な話を聞かされたかと思うとさぞかし嫌な気持ちだったろうなと不憫に思うのと同時に、気持ちを切り替えて自分でやろうと思えてメンタル強いなと感心もしました。


私が夕方仕事から帰ると泣いて目が腫れていたし、午後はずっと寝ていたと言っていましたけどね。


それでも夫とも何事もなかったように自分から絡んで楽しそうに話しているし、私には計り知れないタフさがあります。


塾にはその日はお休みの連絡だけして、翌日に夫から電話で辞める話をしてもらい、後日書面の手続きをしに行って、今はもう全て辞める手続きは完了しています。



長女が自分でやると決めたのだからもう今度は自分でやれるようにサポートするしかないけれど、もともとYouTubeやテレビの誘惑に勝てなくて、家だとお勉強出来ないから受験するなら塾が必要だと思ったのに、塾もなくて自分の気持ちだけで勉強するのはよほどの自制心がないと出来ないと思うんです。


長女にそれが出来るのか。

長女が自分なりに頑張ったとして、それで合格出来たら結果的には何も問題がないけれど、合格出来なかったときにどう思うだろうか。


人生で一度しかない中学受験で、頑張りたいのに自制心がなくて誘惑に負けるなんてよくある話なのに、それで叱咤激励じゃなくて塾辞めさせられて、頑張りたい子のハシゴを外してしまって、私の意図ではなくそうなってしまったことが嫌でモヤモヤしているんだと思います。


何だか悲しいんです。

子どものやりたい事を親の都合で応援してあげられなくなった今の状況が悲しいです。


長女は一気に羽を伸ばして夫の実家と私の実家と祖父母のお家巡りを満喫しています。

(次女も一緒)


春期講習がなくなってのびのび楽しそうにしている長女を見ると悲しんでなくてよかったと思いますが、さて勉強しようと思った時にはスムーズに出来るように、塾なしの家庭学習についてでも調べたり、市販のテキストを買うのがせいぜい母の出来ることかな。



塾弁と学童弁当は先週の途中で終わりました。