ウィリアムズ症候群という遺伝子疾患を持つ小学1年生&3歳のおしゃまな妹ちゃん姉妹の母です。娘が小学生生活が落ち着いてきたところでいろんな事まとめはじめました。はじめての方はこちらもどうぞ(’-’*)♪
 
 
 
我慢することと切り替えること。

どっちも難しいですよね。療育とか行ってると、目標として「切り替えられること」はいつかのタイミングででてくることと思います。「我慢」は、させるっていうよりは我慢しなくてすむ環境づくりをすすめられます。

 
どれだけ練習が必要かは個人差あると思いますが、これは健常でも何でも通る道。
切り替えも我慢の方法のひとつですよね。
 
最近仕事でこんなことがありました。
嫌なことがあって泣いてしまった利用者さん。この方は自分の意見も持ってるし冗談を言って職員を笑わせたりするとても面白い方なんですが、感情のコントロールがうまくいかなくてたまに泣いてしまったりします。
この方は大人です。先輩職員さんはこの方のワガママとか甘えをちゃんと見抜いていて、ダメなことはダメ。今のどう思うの?ってしっかり言って考えてもらいます。別室で納得するまで話あったりもします。その方がそれができるって分かってるから最後まで向き合います。すごいなぁと一緒に、ありがたいなぁって気持ちにもなりました。
 
私はついいつも子どもには、ノーを伝えたあと、切り替えることで紛らわせてしまうので、いつかは本人が正面から我慢できる日がくるのかな~そこを目指していかなくちゃと思いました。
 
もちろん「切り替えること」もはじめは全然できず…まぁみんなそうですよね。子どもが簡単に切り替えられたら、元々それにはこだわっていなかったってことになりますよね。笑
 
例えば幼少期の話。ショッピングモールみたいなところに行くのすごく大変で。ってあるあるですよね? 
私は主治医に環境設定は大事って話を聞いて、
 
「しばらく行かない」
 
という結論に達しました('~`;)  
子連れの友人に会うには、遊ぶところもあるし食事もいろんなものがあるし、夕飯の買い物して帰れるし、便利この上ないんですが、大好物や刺激物に溢れていて全然目的地にたどり着けないし、買い物してれば10秒目を離しただけで迷子だし、休みの日までヘトヘトで怒ってばっかりの自分が嫌になったので…
 
そこで自分が怒らなくてすむには、この子とゲラゲラ笑ってすごすにはどこなら、何したらいいか考えるようになりました。
 
遊具があると順番とかでまた癇癪起こすから、まずは何もない公園。もとい野原。
子どもって何もなくてもいつまでも遊んでますよね。大人からみると何もないくらいの方がそこからいろんなことをみつけていくので、刺激が丁度いいのかもしれません。ショッピングモールとかは刺激が多すぎるんでしょうね。
 
好きに動けることがとっても大事~
 
そうして満たされたところで少しずつルールを教えました。ここが危ないからこっちから行こう。大事だからこれは優しく触ろう。あと一周したら帰ろうね。
 
で、段々刺激を増やしていく。
切り替えって、他の事で満たされていないと絶対できないので、それを最優先にしてました。
 
あとは家でルールを作る。別に家なんだから自由でもいいって考えもあると思いますが、家で練習しなくちゃ外でできないんですね~ 堅苦しくなりすぎない程度に、とは言っても時々こっちもイライラしながら💦  
 
こういう時、自分を励ますおまじないを何個か決めておきます。
 
「まだ産まれて○年」
「私は大人」
「(無)…(6秒かぞえる)」
 
などなど 笑
 
毎回うまくいくわけじゃないけど、落ち着いて対応できるとほんと自分を誉めたくなりますね!ビール1本追加したくなります。逆に怒鳴っちゃうと親子でチーン(-_- )…  これじゃダメだってことは二人とも分かってて… あとで仲直り。たまにそのまま流したいけど、ずっとやってるので「なかなおりしようよ」って言いにきます。
 
 
 
 
大事なのは、子どもをみることと、大人もフラフラしないこと。フラフラしないって、一度決めたらやり通すってことじゃなくて、その時の子どもをみてしっかり判断するってことかなと思います。その前どうだったか、「今できる」にこだわらずにいつかできるために今どうするか…
 
そして「切り替えりこと」は私もがんばらないと!
「ママわらって?」なんて言われないように…汗