シン・象亮 第三話「かあちゃんにゃ敵わないのかあちゃんはお袋とカミさん両方のことだわby亮くん」
ブォォォォ…ブォォォォ…ブォォォォ…
亮「前回までの24!」
象飛蝗「違う違う違う!」
象外神社(亮くんの奥様・綾ちゃんの実家にして勤め先)

亮「なぜてめえが俺と分離しても行動できるようになったか…うちのカミさんに聞くしかねえな」
象飛蝗「カミさん…綾か」
亮「他に誰がいるよ←」
象飛蝗「いたら大問題だな←」

象飛蝗「しかし綾め…年々俺の天敵のお綾(綾ちゃんの祖先)に似てきてやがる」
亮「子孫なんだからたりめえだろ←」

綾「CDTVライブ!ライブ!をご覧の皆さんこんばんは!」

亮「ズコォーッ!」
象飛蝗「お前が言うんかい!」
綾「いつもりょーくんにボケられっぱだからたまにはね←」
象飛蝗「お前結婚しても子供の頃の呼び名で呼ばれてんのかよ←」
亮「なんなら子供いるとこですらだぜ←」

亮「さて綾ちゃん」
象飛蝗「おめーも結婚しても呼び方変えてないんかい!さっきカミさん言うてたろ!」
亮「(無視して)見ての通り、俺とバッタは何故か分離してしまった、にもかかわらず俺は変身できるままだ…何かそうなるに至る心当たりはないか」
綾「そう言われても…バッタ君は誰かに憑依しないと実体化できなかったはずだよね」
象飛蝗「そう、なのに俺はこうして実体化してる」

亮「待てよ…お前まさかうちの子のどっちかに憑依してねえだろうな」
象飛蝗「するか!んなことしたらお前らに八つ裂きにされるのわかりきってんのに!」
綾「大丈夫、綾真(りょうま)も綾香(りょうか)も今の時間は母屋の元あたしの部屋にいるよ」
象飛蝗「そういやおめーらの子双子だったな」
綾「綾と書いてりょうと読ませるのはあたしの案だよ←」
亮「ちなみに名前の読みは竹内くんと柚姉から頂いたが綾香はあやかと読び間違えられると怒る←」
綾「そこは父親似だね←」
象飛蝗「あー、おめー確かにしょっちゅう「あきら」って読み間違えられるけどそれメッチャ怒るからな←」

亮「おっといかんいかん、脱線しちまった←」
象飛蝗「脱線以前にお前の人生に線路がまずねーだろ←」
亮「うるせえwww」
綾「話戻すとなんでりょーくんとバッタ君が同時に存在できるかってことだよね…あ、こういうありえないことが起こったときはあの子に聞こう!」
亮・象飛蝗「あの子!?」
亮「それだー!よし、今すぐ実家の天空寺家までルーラだバッタ!」
象飛蝗「ドラクエじゃねえんだぞ、できるわけねーだろ!」
綾「今たぶん実家にはいないはずだからリモートのほうがいいんじゃない?いちおあの子大企業の社長だから今どこにいるかわかんないし」
亮「女中川みてーなもんだからな…いや、むしろ桃髮の麗子か←」
象飛蝗「たとえがいちいち漫画だな…これ自体漫画か。なんならお前もリョウだから両さんみてえなもんだし…奥さんとお袋さんを筆頭に女にからっきし頭上がんないとこはリョウはリョウでも冴羽獠だけど←」