びゅーちふるうぇんずでーKAI #4「はじめましての夜」 | ミドさんのばった寿司

イブ「いくでがんす!」

イブ「ふんがぁ!」

イブ「てててててててて♪」

イブ「てててててててて♪」

イブ「てててててててて♪」

イブ「あんまり♪」

イブ「そわそわ♪」

イブ「しないで~♪」

イブ「あなたは♪」

イブ「いつでも♪」

イブ「きょろきょろ~♪」

イブ「よそみを♪」

すぐる「入学式も無事終わり帰還後、親父とお袋にイブちゃんの面通しをしていたところ…」

甲斐「しかしうちのバカ息子には勿体無いくらいの娘さんが来てくれたな」
みはる「すぐる、愛想つかされて逃げられないようにしっかりしなさいよ←」

すぐる「わあっとるわい」
イブ「そうそう逃げ出すタマじゃないのでご心配なくだっちゃwww」

甲斐「あ、そうそう、うち部屋少ないからイブさんはすぐるの部屋に雑魚寝な←

すぐる「なぬ!?イブちゃんは客間じゃないのか?」

甲斐「今日からうちの子として生活してもらうんだから子供部屋で間違いなかろう」

すぐる「あのな!小学生じゃないんだぞ!万が一があったらどうすんだ!」

甲斐「万が一?お前が?できるタマじゃなかろう←」

ダン!
すぐる「それでなくても昨日いきなり言い渡されて心の準備まだフワフワしてんだぞこちとら!」
ダン!
甲斐「何事も経験だ!親からの試練と思って受け入れろ!」
みはる「さ、長引きそうだからイブさんはこの間にお風呂入ってらっしゃい」
イブ「初日から波乱だっちゃ←」

すぐる「こうして俺のプライベートスペースの維持と半減を争った親子喧嘩は…」

すぐる「魔貫光殺砲を放つバケモノ親父に敵うわけもなく俺の部屋は半分イブちゃんに明け渡すこととなった、ま、それでもいいやとは思ってたんだけどね、横で女の子寝てるとかただの天国だろとそんときは安直にそう思ったからな…」
たーららーららーららーらたーららーら♪

すぐる「figma!」

すぐる「明日っからまた♪」

すぐる「日月火~♪」

すぐる「ほら♪」

すぐる「水木回って♪」

すぐる「金土~♪」

虎杖「日曜~♪」

虎杖「僕ら日々を~♪」

虎杖「楽しんで♪」

虎杖「生っきってっこ~♪」

虎杖「もういっちょ♪」

伏黒「明日っからまた♪」

伏黒「日月火~♪」

伏黒「ほら♪」

伏黒「水木回って♪」

伏黒「金土~♪」

石川「日曜~♪」

石川「夢の日々を~♪」

石川「大事~に♪」

石川「生っきっまっしょ~♪」

石川「もういっちょ♪」

有藤「明日っからまた♪」

有藤「日月火~♪」

有藤「ほら♪」

有藤「水木回って♪」

有藤「金土~♪」

翼「日曜~♪」

翼「僕ら日々を~♪」

翼「楽しんで♪」

翼「生っきってっ♪」

翼「こぉ~っ♪」

すぐる「何系でもない!」

すぐる「でもない!」

すぐる「勝手には動かない!figma!」

たーららーららーららーらたーららーら♪

すぐる「気絶から起きたあとイブちゃんと入れ違いで風呂に即入り、上がったのちリビングで水曜日のダウンタウンを見てからイブちゃんを部屋に案内した、元々殺風景な部屋とはいえこうなるとわかってたら昨夜寝る前に念入りに掃除しとくんだった←」

イブ「ふつつか者ですがよろしくお願いしますだっちゃ←」
すぐる「早い早い早いwww」

すぐる「てなわけで(下心全開の声で)じい、布団敷け←」

ゴヮーン!

すぐる「いてぇ…罰当たった←」
イブ「どこからタライが出てきたっちゃ( ̄▽ ̄;)」

イブ「ほんとにいいっちゃ?すぐるさんが使ってた布団うちが一人で使っちゃって?」
すぐる「大丈夫、俺には寝袋がある」

すぐる「女の子を寝袋に寝かせて野郎がのうのうと布団に寝るわけにはいかんからね」
イブ「一緒に布団で寝るって選択肢はないっちゃ?一人だけ布団じゃ申し訳ないっちゃ」
すぐる「それは俺の心臓と股間がほんとに持たないから勘弁してくれ←」
イブ「そうだったっちゃ、すぐるさんはムッツリだったっちゃ( ̄▽ ̄;)」
すぐる「それを即日理解されてんのいいんだか悲しいんだか←」

イブ「んじゃお言葉に甘えてというわけで寝る支度するっちゃ」

すぐる「お、眼鏡なくてもカワユスwww」
イブ「実は伊達だっちゃ←」
すぐる「そうだったの?」
イブ「こう見えて人前苦手だっちゃ←」
すぐる「ということは…眼鏡なしイブちゃんはしばし森次家の特権か(ゲス顔)」

すぐる「うーむ、おさげでもごまかしきれてなかっただけに髪下ろすと…まことが見たら「ますますすぐるには勿体無さ過ぎる」とか一人で勝手に穴掘って沈んでそう←」
イブ「まことさんにはすぐるさんのトリセツと攻略法をこれから教わるっちゃ←」
すぐる「攻略はとっくにされてるからいらんて、あとあいつ俺のネガキャンしかトリセツに書かねえと思う←」

イブ「さて、制服のまま寝るとしわくちゃになっちゃうから着替えるっちゃ」
ジー
すぐる「え?ちょ、俺目隠しまだ←」

スルッ
すぐる「おーい!目隠し間に合ってないって言ってるでしょー!」

イブ「すぐるさんをじゃがいもと思えばうちは平気だっちゃ←」
すぐる「そういう問題じゃなーい!」

スポッ
すぐる「ちょーい!そっちも眼前でぇーっ!?」

モゾモゾ
イブ「さすがにこっちはポロリが怖いから共同生活に向けて着替え技習得してきたっちゃ←」
すぐる「天然か、この子天然か←」

すぐる「まあいいもん見させてもらいました←」
イブ「スケベのすぐるさんのお眼鏡に叶って女として自信ついたっちゃ←」
すぐる「どーいう自信?」

すぐる「はあ…今ので俺のが疲れた←」
イブ「それでなくても今日は忙しかったっちゃからね( ̄▽ ̄;)」

イブ「そうだっちゃ、寝る前に大事なこと言っとくっちゃ」
すぐる「なに?寝相がむちゃくちゃ悪いとか?」
イブ「違うっちゃ、うちはいびきがひどいっちゃ、だから耳栓をおすすめするっちゃ」
すぐる「耳栓するほど!?」
イブ「おやすみだっちゃ」
すぐる「まいったな…耳栓なんてないぞ…まあ大袈裟に言ってるだけかもだから様子見よう←」

イブ「んごぉ~…」
すぐる「…」
イブ「ぐがぁ~…」
すぐる「…」

すぐる「…わかった、俺の最大の試練これだ、大袈裟なんかじゃなかった…これは手強いぞ…まあ今んとこ短所らしい短所これくらいだから早く慣れよ、さて俺も寝るか…」

イブ「へん~と~へんをあ~つ~めて~♪」

イブ「も~っと~へんにし~ま~しょ~♪」

イブ「へ~んな~へんなう~ちゅ~うは~♪」

イブ「た~い~へ~ん~♪」
イブ「だ~♪」
イブ「だ~♪」
イブ「だ~♪」

