私はパルシェンになりたい(by シェルダー) | ミドさんのばった寿司

私はパルシェンになりたい(by シェルダー)

さて、私は貝になりたい自体はあくまでフィクションの話らしいですが、モデルになった遺書というのがあるそうです。こないだ「私は貝になりたい」をネットで調べてたときに知ったのですがもとになった遺書を雑誌に寄稿した人物の命日は、僕の誕生日と同日(年は違う)でした。これにはさすがに偶然とはいえ驚きました。
ちなみに、私は貝になりたいの主人公は下級戦犯として死刑になるという話ですが、実際死刑になった下級戦犯はいないそうです。

過去に「さとうきび畑の唄」という同じくTBSが製作した戦時中の日本を舞台にしたドラマがありましたが…あれを見て思ったのは、思うように生きることさえ許されなかったあの頃の日本人と比べると、今の日本人は生き方は自由になったぶん人間として大事な何かをどっかに忘れてないか?と思う…自分もそんな日本人の一人であるのだがorz
このドラマに主演したさんまが普段から言っていることに「生きてるだけで丸儲け」ってのがありますが…自分は「人は誰しもいつかは必ず死が訪れる、誰にでも明日があるなんて保証はない」という意味と解釈しています。
戦時中ほどではないにせよ明日がどうなるかなんて誰にもわからない今だからこそ「私は貝になりたい」を見る意味があるのでしょうな…僕はDVDで出てるオリジナル版でも見ようかなと思っています。