台湾は中国の一部だから…自国の領土を飛ぶのは自由だ! 石原都知事が言ってた‥まるでチンピラだ! | モモタロウ島

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台湾海峡で中国と台湾のドンパチ始まれば日本への影響大 中国軍がミサイル発射し台北市上空を通過させる可能性もある。


2020.10.3  夕刊フジ(産経新聞)より ⇒ 

 
中国が先月中旬、台湾海峡付近で軍事演習を行い、台湾国防部(国防省)によると、19日には戦闘機「殲16」や爆撃機「轟6」など19機の中国軍機が台湾海峡上空の中間線を越えて、台湾が実効支配する東沙諸島(台湾南西部)と台湾の間を複数回通過した。前日も18機が防空識別圏に侵入したことが確認されている

 
米国のキース・クラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が台湾・李登輝元総統の告別式に参列、

台湾が米国と急速に接近していることに反発したものだ。19日の侵入は李登輝元総統の告別式と同時間帯だった。
中国大陸の福建省と台湾を隔てる台湾海峡の中間線は、1950年代に米軍が台湾防衛のために引いた停戦ラインで、事実上の軍事境界線。中国は「台湾は中国の一部なのだから、台湾海峡の中間線など存在しない。自国の領土を飛ぶのは自由だ」と主張していた。

 
ただ、96年の台湾総統選挙で李登輝優勢の観測が流れて、中国人民解放軍は選挙への恫喝のため、ミサイルを発射するなどの軍事演習を強行して緊張が高まった「第3次台湾海峡危機」が起こったが、その後、だいたいこの辺が中間線というのは、お互いに認めてきた。
で、中国側に何か頭にくる出来事が生じると、戦闘機にその中間線を越えさせて、台湾への威嚇作戦を行っている。今年に入ってから、中国軍機は2月、8月に続き、9月の2日連続…と、中間線を越えて台湾側に侵入している。異例の多さだ。


8月は米国のアレックス・アザー厚生長官が訪台して蔡英文総統と会談したのを牽制するためだった。また、9月上旬に東欧チェコのミロシュ・ビストルチル上院議長ら代表団が訪台して蔡総統と会談したことにも、中国はカリカリしていた。
落語の「まんじゅうこわい」ではないが、米国にとってしばらくこういう状況が続いた方が、あまり売れていなかった武器が台湾に売れることになる。中国軍機の台湾海峡中間線越えは、ある意味、「武器商人のセールスプロモーション」のようなもの。裏で中国にお礼をしたいと思っているかもしれない。
日本も領空侵犯のおそれがある侵入機に対し、自衛隊機の緊急発進(スクランブル)を掛けている。その対象はかつては旧ソ連、それに続くロシアだったのに、最近は中国機に対するスクランブルの方が多い。

中国は何かあると、こうして威嚇してくる。だから、台湾はあまり神経質になる必要はないとは思う。
ただ、共産党機関紙・人民日報系の環球時報は19日の社説で、「国務長官などが訪台した場合、中国軍がミサイルを発射して台北市の総統府上空を通過させる可能性がある。米台は状況を見誤るな」と主張している。

 

のことも忘れてはいけない。

  
実際にドンパチをやり始めたら、今度は第4次台湾海峡危機という程度では済まない。いまのところはまだ挑発程度で終わっているが、あそこでドンパチが起こると米軍の沖縄基地も当然作戦に参加しなくてはならない。

最も影響を受けるのが日本、という構図なのだ。


■ビジネス・ブレークスルー(BBTch)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。