さて、熊本震災から1年経ちました。
東日本大震災3.11から6年。
被災地での避難所のアレルギー対応などの記事を見かけることも多くなりました。
世間でも食物アレルギーの認知度が上がっています。
しかし、現実は厳しく、被災地では、誤食やストレスによるアレルギー症状発症が起こっています。
実際に被災地にいらした食物アレルギーのママは、「とてもじゃないが、アレルギー対応をお願いできるような状況ではなかった。やっと配給されたパン1個の、原材料が何か、その確認なんてできなかった」とおっしゃっていました。
ももたろう倶楽部でも、昨年から、金沢市役所の方に防災講座を開催していただき、金沢市の非常食の食物アレルギー対応についてもお話を伺ってきました。
その時の記事はこちら
ももたろう倶楽部で、アレルギー対応非常食の備蓄や、連絡網なども検討しましたが、保管場所がないことと、会員さんは遠方の方も多く、災害時にその保管場所まで取りに来ることが難しいという結論となりました。
一箇所に備蓄するのではなく、各家庭で備蓄していただくことが一番かと思います。
各家庭での備蓄の一助になれば、と、アルファ米をももたろう倶楽部会員の各家庭に郵送させていただきました。
(来年からの対応はアンケート結果により検討します)
また、災害時のアレルギー対応食品の配送に力を入れている、NPO法人アトピッ子地球の子ネットワークさんの連絡先を会報誌にも掲載させていただきました。
ホームページをご覧いただくとわかりますが、災害発生から2日くらいで現地へ届けることができています。
もし石川県で災害が起こった際にも、同様の支援をしていただける可能性が高いと思います。
(災害時にはインターネットもつながりにくくなります。今のうちに、電話番号を登録しておくのも1つの対策かと思います
もちろん、番号が変わる可能性はありますが、今までの活動では、同一の電話番号で活動されていますので。)
アレルギーを持つ親の会、ももたろう倶楽部として、この活動を支援するべく、寄付をさせていただきました。
今回は、ももたろう倶楽部から1万円、2016年クリスマス会時に募金箱に入れていただけた千円を合わせて、11,000円の寄付をしました。
募金いただいた方、本当にありがとうございました。
(東日本大震災の際には、NPO法人アレルギー支援ネットワークへ10万円、アレルギーの会全国ネットワークへ10万円の義援金を拠出しました。)
アトピッ子地球の子ネットワークさんの活動はこちら
ご意見・ご感想などございましたら、お気軽にmomotarouclub1988@yahoo.co.jpまで
(投稿者:O)