'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出'、今日放映終了..ﾊﾞｸﾞに分類されたﾋｮﾝﾋﾞﾝ・ﾊﾟｸｼﾈのﾘｾｯﾄ失敗
'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出' のﾋｮﾝﾋﾞﾝが、ｹﾞｰﾑのﾊﾞｸﾞに分類され、ﾊﾟｸｼﾈはこれを除去しなければならない特殊機能を持っていることが明らかになった。 最後まで緊張が緩むことができない展開が、結末に対する視聴者たちの気がかりを増幅させている。
去る19日放送されたtvN土日ﾄﾞﾗﾏ 'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出' (脚本 ｿﾝｼﾞｪｼﾞｮﾝ、演出 ｱﾝｷﾛ) 15話はｹｰﾌﾞﾙ、IPTV、衛星を統合した有料ﾌﾟﾗｯﾄﾎｰﾑ視聴率で世帯平均9.0%、最高10.1%を記録してｹｰﾌﾞﾙ、終篇含む同時間帯1位を占めた。またtvNﾀｰｹﾞｯﾄである男女2049視聴率は平均6.3%、最高7.2%を記録、地上波含む全ﾁｬﾝﾈﾙで同時間帯1位を占めた。(有料ﾌﾟﾗｯﾄﾎｰﾑ全国基準 / ﾆｰﾙｾﾝｺﾘｱ提供)
ﾋｼﾞｭ (ﾊﾟｸｼﾈ) からｾｼﾞｭ (EXO ﾁｬﾆｮﾙ) が帰って来たという連絡を受けたｿﾉ (ｲｽﾝｼﾞｭﾝ) は喜んだ。"ｹﾞｰﾑに問題がある。Quistを破ればｾｼﾞｭが帰ってくる" と言ったｼﾞﾇ (ﾋｮﾝﾋﾞﾝ) の言葉が合っていて、それはまさにｼﾞﾇが狂っていなかったという証明でもあった。
また、ｾｼﾞｭが帰って来たのでｼﾞﾇもすぐ帰ってくることが明らかだという希望も湧き出た。この知らせをﾁｬﾋﾞｮﾝｼﾞｭﾝ (ｷﾑｳｨｿﾝ) 教授にも伝えなければならないと考えたｿﾉがﾒｯｾｰｼﾞを送ったが、ｼﾞﾇの主治医から電話がかかってきた。"実は僕は昨日、ﾕ代表と一緒にいました。その場にﾁｬ教授が来たのですが、'誰にも言うな' と指示されました" と。ｿﾉは昨晩、自分との電話でｼﾞﾇに会ったという話どころか、かえって "収拾する時間を稼いだから、ｼﾞﾇが行方不明になったのが良いこともあり得る" と言ったﾁｬ教授を思い出した。どこか不吉だった。
いったいｼﾞﾇにはどんなことが起こったのだろうか。時はｼﾞﾇが秘密Quistを成功させた時点だった。黄金の鍵がｴﾑﾏ (ﾊﾟｸｼﾈ) に伝えられた瞬間、彼女が胸に抱いていたｷﾞﾀｰが消え、ゆっくり体を起こしたｴﾑﾏが、黄金の鍵の両端を引っ張った。分離した黄金の鍵からﾅｲﾌが出てきて、ｴﾑﾏは一抹の迷いもなくｼﾞﾇの心臓を刺した。
そしてｼﾞﾇの目の前に考えることもできなかったﾒｯｾｰｼﾞが浮かび上がった。'ｴﾑﾏがﾊﾞｸﾞを削除中です' と。それまでｹﾞｰﾑの悪夢に苦しめられたｼﾞﾇが、ｹﾞｰﾑの中のﾊﾞｸﾞ (bug : ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ上の欠陥によって、ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰのｴﾗｰや誤作動が起きる現象) に分類されるということが明らかになり、ﾊﾞｸﾞを削除してｹﾞｰﾑをﾘｾｯﾄすることがｴﾑﾏの本当の役割だったのだ。鳥肌が出る最高の反転だった。
歪んだ顔で自分の胸に打ち込まれたﾅｲﾌを握ったｴﾑﾏの手を引き離したｼﾞﾇ。すると、'ﾊﾞｸﾞの削除失敗' と 'ｹﾞｰﾑのﾘｾｯﾄ失敗' のﾒｯｾｰｼﾞが相次いで現れ、ｴﾑﾏは消えた。辛うじて聖堂を抜け出したｼﾞﾇは、近所の建物のﾄｲﾚに隠れ、胸に打ち込まれたﾅｲﾌを抜いた。その瞬間、'原因がわからないｴﾗｰが発生しました' というﾒｯｾｰｼﾞと共に、ｼﾞﾇはｹﾞｰﾑからﾛｸﾞｱｳﾄされた。ｼﾞﾇが倒れているという連絡を受けて、主治医が彼を訪ねて行く直前までの話だった。
半日程度の時間が流れてｼﾞﾇが再び目を開けた時、彼を待っていたのはﾁｬ教授だった。ｼﾞﾇは、"Quistをｸﾘｱしたけど、違う問題が生じた。現実でもｹﾞｰﾑの中でも教授と僕が問題" と言った。"全てのことを正常に戻す為に、まずいなくならなければならないﾊﾞｸﾞのような存在が僕たち2人" と言うｼﾞﾇは、ﾁｬ教授にそれまで彼がしてきた数多くの嘘で繰り広がったことを収拾しろと言った。記者会見を通じて事実を明らかにして再捜査を終えなければ、ｼﾞﾇ自ら警察署に出向いて行くと。
窮地に追い込まれたﾁｬ教授の選択は、ｼﾞﾇを裏切るということだった。ﾄｲﾚに入ってﾄﾞｱの扉を閉ざしたﾁｬ教授が、ﾎﾃﾙの周辺にだけｹﾞｰﾑのｻｰﾊﾞｰを再び開くことを指示し、ｼﾞﾇは四方に現れたNPC (Non-player Character、ﾕｰｻﾞｰにQuistやｱｲﾃﾑを提供する仮想のｷｬﾗｸﾀｰ) の攻撃を受けた。ﾄｲﾚのﾄﾞｱの外で鳴った銃声がだんだんなくなるやいなや、ｹﾞｰﾑのｻｰﾊﾞｰを閉じることを指示して外に出てきたﾁｬ教授。 倒れているｼﾞﾇが死んだと察してあたふたとﾎﾃﾙの部屋を抜け出そうとしていた瞬間、裂ける雷の音が聞こえた。血だらけの姿で登場したﾋｮﾝｿｸ (ﾊﾟｸﾌﾝ) が、ﾁｬ教授に向かって剣を振り下ろした。惨めな死だった。
一方、辛うじて目覚めてﾋｮﾝｿｸを倒してﾎﾃﾙを出たｼﾞﾇは、ﾋｼﾞｭの家の前に辿り着いた。遅い時間なのに、ﾋｼﾞｭの部屋には明かりがついていた。"帰ってくる" というｼﾞﾇを待っている場所だった。玄関のﾁｬｲﾑを押そうとしたが、立ち止まったｼﾞﾇは、ただとめどなくﾋｼﾞｭの部屋を眺めた。そして明け方、家の外に出てきたﾋｼﾞｭは、ｼﾞﾇが乗って来て置いてあった自分の車を発見したが、ｼﾞﾇはいなかった。わずかな差でｼﾞﾇを逃してしまったﾋｼﾞｭと、"最後の話" を終わらせる為にｼﾞﾇは聖堂に戻った。
( OSEN ｶﾝｿｼﾞｮﾝ記者の記事を訳 )
衝撃な反転でﾊﾗﾊﾗした
悪あがきの古狸が息子に斬られてｽｯｷﾘしたけど、今日の16話までﾄﾞｷﾄﾞｷは続くね～