百名伽藍@南城市玉城 | 温室メロンの備忘録

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国際通り地域から南下、南城市の海岸沿い。太平洋に面する島の東側に移動する。

百名伽藍(ひゃくながらん)


国際通りから小一時間のドライブ。断トツのリゾートホテルと聞いていたのだが、遠目に見える外観からは全くそんな感じがしない。


しかしながら、建物の外壁を直近に見て納得。建築費は如何ほどなのだろう。



館内の壁も同じ材質。伺ったところ琉球石灰岩とのこと。主にサンゴ礁が堆積して形成されたもので、沖縄の歴史的な建造物に使われているそうだ。



多孔質性の岩だし、見るからにメンテが大変そうだ。この面積の石材費用と、メンテナンスコストの想像がつかない。


自了館


琉球王国450年の歴史の絵巻物や、活躍した人物の肖像画が展示されている。壁や赤瓦の建築材からも感じるが、「琉球」への拘りが半端ない。



ちなみにこちらが赤瓦。貝や珊瑚の死骸を多く含む粘土を使うため、熱する工程で鉄分が酸化されてこの色に。鉄サビの色と同じ成分。



とりあえず部屋を確認。




BBQパーティーに参加するため、別館に滞在している知人の部屋に移動する。



途中異形の木を見つける。幹が複雑に絡み合うガジュマルという巨木らしく、神が宿る木とされているのだそう。合計3本のガジュマルが生えているとのこと。



自分達で焼くのかと思っていたら、調理して頂くシステムだった。自動で次々と焼き上がってくる。

オキナワン・ブルー


不思議な味がする。



夕方になると風が出てきて少し肌寒い。



日没。夕焼けが綺麗だ。日の出も見られるとのことなので、明日は早起きしてみよう。


沖縄そば&泡盛


もう一度食べたくてルームサービスを頼む。今回は三枚肉を使った、いわゆる沖縄そばを。


オリオン座


星が多過ぎて、逆に見失いそうになる。薄明るいのはコントラストのせいではなく、天の川が通っているため。他の部分の空は怖いほどに暗い。


冬の大三角形 w/ オリオン座


オリオン座のベテルギウスを起点にすれば、簡単に見つけられる。まず右下に明るいシリウス、あとは正三角形の3つ目の頂点辺りに、プロキオンを見つければ良い。


自然とリラックスしてしまう素敵なホテル。明日は日の出が見られるかな。