ブラン・ルージュ@東京ステーションホテル | 温室メロンの備忘録

温室メロンの備忘録

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東京駅駅舎の南端にレストランがあるとのことなので、散歩がてら昼食を食べに行こうと言うことに。


入口は遠く丸の内南口まで行かねばならない。


東京駅丸の内南口


東京駅をあまり利用しないこともあり、こんな場所にレストランの入口があるとは気づきもしなかった。


長い廊下の先にがテーブルが見える。まさに隠れ家的レストランにようやく辿り着く。


外観からしてそれほど広くないと分かっていたが、空間がゆったりと取られていて落ち着いた雰囲気。すぐ横を電車が走っているが遮音がなされておりリラックスして食事できそうだ。



ヴィンテンス・シャルドネ。低温低圧で蒸留してアルコール分を抜いたノンアルコールワイン。香りはワインと見紛うほどだが、口に含むとやはりワインではない。美味しさを感じるには時間掛かりそうだ。


キッシュ、カリフラワーのムースにキャベツのピクルス。キッシュは甘く微かにトリュフが香る。後に続く料理いずれも美味しくリピートしたい店に加えたい。LA LISTE 2018の皿が無造作に置かれている。


前菜にアスパラと桜鱒スモーク。桜鱒はもちもちとした食感、旨味を噛み締める。付け合わせのパンにはTSHの焼き印が。こちらも東京ステーションホテルの一部のようだ。


蛤と蕪のスープを頂く。


磨き込まれたカトラリーが良い感じ。


蛤はいくら噛んでも味が無くならず飲み込んでしまうのが惜しい。

笠子のポワレ

酸味の効いた野菜ソースが爽やか。


肉は醤油ベースのソースと山葵で。黒毛和牛ロースとのことだがベトベトしておらず肉の旨味もあり悪くない。


付け合わせは肉チャーハンとボイルした野菜。


オレンジムースとアイスクリームを紅茶と頂いてコース終了。

【余談】

丸の内南口にこんなポストもあった。大正時代に作られた物らしいが今も現役のようだ。