雨が続いた数日後
20年来の友人から
お花見に行きたい
と
お誘いの電話が入る
甲山北山公園に
ドライバーとして参加
ちょうど
満開
見ごろである
一緒に散策をする
久しぶりに会うと
変化が気になった
話を聞くと
最近よくこけそうになるという
それを聞いて一言
毎朝
壁を背にして立ち
頭と肩とお尻と踵を
壁に着けて立つ習慣を
付けると
背骨の変なところに
負荷がかからなくて
少しずつ
姿勢が良くなって
コケないかも
知れないよ
と
要らぬおせっかいを言う
私は
家の中でも
出来るだけ大股で
歩いていると話す
彼女は毎日
日課として散歩をするという
「10メートルほど先を見てる?」
と
問いかける
早く歩くと
運動量が上がるから
散歩の効果が上がるよ
ポチポチダラダラは
疲れるだけだから
と
言ってしまった
チョット反省
この言葉は
自分に言い聞かせているのかもしれない
うっかりすると
腹筋の力が抜けて
背中が曲がっている
自分を発見
まさしく
“人のふり見て我が振り直せ”である
友人の別れの言葉
「これが最後かもしれない
ありがとう!」
何となく
ジーンとくる
80歳を過ぎると
この言葉の重みが増す