老々介護の友人が
一昨日から熱を出した
高齢の連れ合いが
自宅内で夜中水を飲みに
行こうとしてコケて
救急搬送され骨折は無かったが
そのまま検査入院
病院の味気なさ
面会時間が午前と午後30分だけ可能
何をする間もない
看護師さんは忙しく
病人は
ずっと一人置いてきぼり
という状態が続き
不安と心寂しさで
食事をとる気力が無く
食欲不振の日々が続き
明日をも危ぶまれる状態になり
日常生活は不自由なく
暮らしていた人が
入院一週間後には
要介護5になった
状況が落ち着いて
老人介護ホームに移転して
連れ合いは気力を取り戻し
食欲も出だした
ホッとしたと言っていた友人が
37.8℃の熱を出した
気疲れと多忙の所為だ
老人ホームが自宅より近いため
昼食時と夕食時に必ず訪れていた
そんな時に
友人は連れ合いに
「自分がいないので帰っても暇だろうから
お茶でも一緒に飲んでゆっくりして行ったら」
と言われたという
「きっと見えていないのだろうな?」
と友人は淋しそうに言った
友人がどれだけ忙しかったか
介護する側の必要な動きを
友人の動きを通し参考までに
① 病院から退院することを要望され
② 転居先を探す
③ 転居先を病院に報告
④ 要介護5の認定届けに3㎝×4㎝の
証明用の写真の用意
⑤ 要介護5の認定依頼を市役所に出す
⑥ 病院と老院介護ホームが連携し病人の状況を確認
⑦ 老人ホームへ転居先の看護師・療法士・介護士に挨拶
⑧ 今回の介護付き老人ホームには
ベッド・テーブル・衣類を入れる家具等はあるが
・ 冷蔵庫・ 湯のみ・ 珈琲カップ
・ 箸(ナイフ、フォーク、スプーン)
・ それらを入れるケース
・ ポットや急須
・ 貴重品など入れる小物ケース等
・ トイレットペーパー
・ ティッシュペーパー
・ パジャマ
・ 下着類一式
⑨ 食事の際、果物など趣向品は出ないので
ホーム訪問の間を縫って毎日買物に出かる
よく頑張っているなぁ!
と
思いながら見ていた
周りに話すと
「えっ冷蔵庫まで自前で用意するの?」
みんなびっくり‼
( ゚Д゚)
バタバタとした日々が
一段落するまで一週間かかった
ホッとしたところに
「暇だろうから・・・」
と言われドッと疲れが出たのだろう
今回の事を見て
入院や老人介護ホームへの入居は大変だ‼
一週間の半分は皆さん
クリニック通いが多い高齢者
自分の事で手一杯
高齢者夫婦にとって
どちらが倒れても
体力がついていか無い
まして
おひとり様にとって
今回のサポートは
誰がしてくれるのだろうか
我が身を振り返る
高齢になったら
入院の準備は
災害非常時準備と共に
して置かねば
と
再認識をした