しみの診察を日々行っていますと、それまでとは異なった急な変化を経験する事があります。この場合の”急”とは半年程度を指します。
紫外線を極力気をつけていらっしゃるにも関わらず日光黒子が突然発症したり、肝斑が誘因なく発症する等が代表的です。
また、日光黒子が扁平苔癬様角化症という特異な状態になる事も珍しくありません。
こういった変化のきっかけは問診上、不明なケースも多く、事前に予測困難な場合が殆どです。
しみの多様な生理的性質に基づくのでしょうが、何とも嫌な変化です。
本日の外来では、日光黒子を突然発症された方と、淡い日光黒子が扁平苔癬様角化症に突然変化された方が来院されました。
どちらも初期対応として、まずは経過観察となりました。
福田