美容皮膚科専門書のIPL治療の欄に、タイトルの治療法が改めて紹介されていました。
対象箇所に満遍なく標準的なIPLを照射した後、スポット型のIPLを重ね打ちする技法です。
著者の先生は米国サイトン製IPLを使用されていましたが、当院は長らく米国キュテラ製:ライムライトとアキュチップを組み合わせています。
私は基本的に、未経験の方に対する初期治療として多用しています。長期メンテナンスに移行された方に関しては、ケースバイケースで使ったり使わなかったり(ライムライト単独)しています。
長期メンテナンスの場合、少し変法ですが、下眼瞼のギリギリまでアキュチップを打つ事で、肌質(小ジワ)に対する対象範囲を広げたりしています。
1段階と2段階の2つをテクニックとして持つ事で、ご提案出来る治療に深みが出るので、非常に有効な技法だと思います。
福田