フロストバリアの実装により6v環境は激変しました。
その変化への有効打となりうる型を考案したので今回紹介したいと思います。
【魔力SBXの概要】
変動詠唱を高めることで詠唱時間のあるスキルをフロストバリア下でも実用的にすることを目的とした型。
特に命中を必要としない=DEXを振る必要のない‥すなわち必中ゴールドシップを採用している人に効果的な型と言える。
(条件①)
変動詠唱装備を整えずにフロストバリアを食らった際のソウルブレス及びゴーストウェーブの無詠唱に必要なDEX値
基礎詠唱時間+4秒
フロストバリアによる詠唱遅延時間+4秒
⇒合計8秒
DEX30で1秒短縮なので、DEX240必要となる。
(条件②)
変動詠唱時間−36%及び変動詠唱時間−7.5秒を稼いだ状態でフロストバリアを食らった際のソウルブレス及びゴーストウェーブの無詠唱に必要DEX値
基礎詠唱時間+4秒
フロストバリアによる詠唱遅延時間+4秒
⇒合計8秒
8秒×0.64=5.12秒
5.12秒−0.75秒=4.37秒≒4.4秒
DEX30で1秒短縮なので、DEX132必要となる。
⇒①と②の単純比較にはなるが必要DEX値の差分は108となり、大幅なステータスポイントの節約となる。
【変動詠唱の稼ぎ方】
①魔力4のレアエンチャントのついた鎧を用意する
本来この鎧には闘志4を付けるのが一般的ですが、15砂漠+大型13%↑古代鎧運用でミノ洞察を発動させれば、闘志4を外しても十分完全防御無視(220%)は達成することができます。
※武器は持ち替えする可能性が高く、無詠唱計算が狂うと致命的なので鎧枠での魔力の採用を推奨しています。
武器を一種類しか使わない&防御無視が過剰になっており余裕がある人は、武器も魔力4にするのも検討しても良いと思います。
②詠唱【増幅ルーン】を用意する
これ一つで、変動詠唱時間−15%だけでなく変動詠唱時間−0.75秒までついちゃう代物。
現環境化でSBXに限らず全ての職にオススメのルーン。
③運命の円月輪を用意する
元々スキル型の神器的なこの装備ですが、実はさりげなく変動詠唱時間−10%がついています。
月替ガチャ品なので、持っていない人は復刻タイミングでしか入手できないのが難点
①〜③で変動詠唱時間修正パーセントのトータルは35%
【魔力SBXの装備案】
DEXを振らないことが魔力型の強みなので、武器はフリオニではなくLODが良いでしょう。
この装備構築はオラクルに首領の斧(活性レベルは14)を採用しているのと、鎧枠にムナック★を採用しているので、顔の闘志も不要になっています。
以上の装備構成で防御無視223.5%を達成しています。
【魔力SBXのステータス案】
DEXに割くステータスポイントを大幅に低減できるので、ゴーストウェーブ用にINTを振ることもできます。
LUKはマスリン★が12の倍数で物理ダメージが加算されるので、ステP効率の良い264で止めています。
ちなみに、現環境で回避が刺さるかはまだ未知数ですが、 Agiを多めに振って回避を稼いでいます。
フロストバリアで Agiが下がるので半端な回避になるようなら Asp480+Agi120振調整が良いです。
※現環境では各バリア剥がしにも使える素殴りを完全に捨てるのは論外だと考えているのでAgi全切りは推奨しません。
【実際に使ってみた所感】
•盾がCT&ディレイ低減の金貨採用なので、GWがかなり使いやすいし、コラプ連打が捗る
⇒才能スキルを混乱の王ではなく戦技精通を4まで取るのであれば金貨にしなくても良くなります。
金貨はスキル威力自体は下がるものの、コラプのCT明けを待ってる間に敵に逃げられるということも少なくなるのは明確な強みだといえます。
•クロノが何から何までキツい
⇒対葱にもなるため、クロノが環境的にも再流行しつつあるみたいなのですが、スペルブレイカーによる変動詠唱+75%&固定詠唱+2秒をされた時点でGW型は詰むのが辛過ぎました。
そもそもクロノフィールドを踏んだら、主要な攻撃が5m以下のSBXでスキルに頼り切った殲滅は困難と言えます。
•やや火力不足になる
今回のコンセプトの一つとして、CT軽減を稼いでコラプの回転率を上げるというものがありました。
こうした理由は『対火力職においてコラプダメージが過剰である』という前提があったからなのですが、CT装備だと流石にコラプワンパン圏内とならない相手も多かったです。
【最後に】
今回はスキルに重きを置いた型を紹介しましたが、対クロノには厳しいという結論になりました。
この魔力SBXは、防御無視(闘志)を必要としない二刀クリ漆黒運用で真価を発揮すると考えています。
まだまだ、試行段階なので完成度が低い状態での紹介でしたが、少しでもSBXの型を考える上での参考になれば幸いです。