紫（むらさき）です。
あらがえば
己が心、雲に覆われ
目はかすみ
手はやみくもに空を掻き
足はもつれて一歩も進まず
今朝の瞑想時に受け取った
メッセージです。
以前受け取っていた
アマテラスのメッセージみたいですね。
…
今いるここが天国だと
氣付いたら
あらがいませんよね。
でも悲しいかな
もっと良くなりたいとか
思い通りにしたいのが人間です。
そこに取り憑かれると
今の自分を受け入れられなくて
ダメ出ししたり
卑下したりするのを繰り返します。
旅行先への行き方は
現在地を知らないと
設定できませんが
今の自分（または状況）を
ダメだ、もっとこうならなくては！
何で自分はダメなんだ
こうなったのは自分
（または誰か）のせいだ
という現在地から進んで
目的地に着いたとしても
その喜びは一時的なもの。
なぜかというと
不足感が根底にあるからです。
またいずれ同じように
ダメだ、何で自分はこうなんだ？
なぜ状況が変わらないんだ！
というのを繰り返します。
なぜ、自分はそうなりたいと
思い続けるのか
そこを知る必要があるんですね。
良い、悪いということに
こだわっている限り
この罠からは抜けられません。
良いも悪いも一時的な見方で
時を経て、あの悪かったことが
「あれがあったから今良かったよね」
ということにもなる。
逆もまた然りですね。
今がどうであれ、受け入れると
それが"手放し"になるんです。
エゴから来るマインドを手放す
ということです。
手放しとは受け入れて
あきらめることだと
わたしは思っています。
あきらめたくないですよね、
人間って。
でもその欲求が
苦しみを創り出すことを
身を持って何度も経験しました。
そして、そこには
"こっちの道だよ"と知らせる
神の采配もあるんです。
でも、その神が招く道は
困難を予想させることがあり
拒否したくなるんですね。
わたしがカウンセリングのときに
" あえて怖いほうに行く"
と言うのはそのことです。
神が招いていると
分かっているけれど
エゴは拒否したい道のことです。
やみくもに怖いほうへ
進んでいくのではありません。
そしてそれを神から招かれていると
分かるためには
日々、自分との対話をし続けて
意識がどうなっているのかを
把握することです。
地道なんですが
無意識にある信念を見つけていくと
自分が陥りやすい意識のトラップを
把握できます。
ただ、先ほども書きましたが
自分が置かれている状況に
良い、悪いというジャッジを下して
悪いから良くしたいと必死に頑張るなら
同じことを繰り返すでしょう。
たとえ希望が叶ったとしても
一時的なものでしかありません。
良い、悪いという思い込み自体が
マインドの罠だからです。
今の状況を受け入れる。
それはあなたを突き動かす
幻想の欲求から
手を離すことになります。
そして欲求の根底にある
思い込みを探ってみましょう。
本当は何が欲しかったのかを。
何を思い込んでしまったのかを。
そうすると見えていなかった道が
現れるでしょう。
それは、追いかけるのを止める道。
あきらめの道。
でも、今の状況の中にある
氣付かなかった神の息吹きを
感じられる道です。
今あるものの中で
輝いているのに
見えなかったものです。
そこに意識が向いたときに
あなたの目は曇りから
晴れているでしょう。
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