中国ドラマ 蝶の夢〜ロマンスは唇から〜 | 明日は明日の風が吹く  ~多発性筋炎の毎日~

中国ドラマ 蝶の夢〜ロマンスは唇から〜

 

2020 全36話

原題:楼下女友请签收

英題:Girlfriend 

『蝶の夢〜ロマンスは唇から〜』

王冠逸(Wang Guan Yi)ローレンス・ウォン

徐好(Xu Hao)シュー・ハオ

 

 

映画会社?芸能事務所?の社長と新人女優との恋愛の話で、

意外と見やすくて面白かった。

 

主演のローレンス・ウォン。

彼もどっかで見たことあるんだけど思い出せない。
似てるような気もするけど、似てるとかじゃなく本人を

どっかで見たような・・・。

調べたら「瓔珞」で
シュー・カイの友人、ハイランチャ(みたいな名前の人)役

やってた人でした。

 

ヒロインの温小暖は、小さな港町出身で両親の残した黄梅戯の

劇団と劇場をなんとか維持するために、都会に出て端役
やエキストラの仕事をしながら借金を返す日々。

そんなある日、恋人だと思っていた蒋放が大手制作会社の

社長の妹である江霊児とキスしているところを目撃してしまい、
その場で蒋放に問い質すもフラれてしまいます。

もう一人の主人公である葉非墨は、映画やドラマの制作も

手掛ける国内最大手の芸能事務所社長。
彼には、野心ために自分を捨ててアメリカに渡った今となっては

大物女優の元恋人韓絵という、怒りや恨みを伴って
忘れられない存在の女性がいた。


ある日、その韓絵が帰国するという情報を知り、行き場のない

感情を持て余し親友で副社長の顧雲洲と、個室居酒屋的な
お店で酒を飲んでいたところ、トイレの帰りに部屋を間違えて

一人やけ酒を煽る温小暖の部屋に入ってしまう。
 

 

泥酔している温小暖は、迷い込んだ葉非墨を蒋放が

来てくれたと勘違いし、嬉しくなってキスをする。


キスをされた葉非墨は、その昔、海で溺れて自分を助け、

人工呼吸をしてくれた、記憶は朧気ながらも一目惚れした女性
の唇の感触を思い出してしまう。
そして、自分は大きな勘違いをしていたのではないかと・・・。
(葉非墨ははっきりしない意識の中で、助けてくれた女性の右肩に

蝶の痣があることだけを記憶していて、その後そういう
痣のある女性を必死に探し、韓絵にたどり着いて交際を

始めたっていう経緯があるようです。)

その後、葉非墨はキスをした相手(温小暖)を探すために、街中の

巨大スクリーンにお金を払ってあの晩、温小暖がいた
部屋番号の女性を探しているっていう私的な広告に自分が

出演して温小暖を探しますが、見つからず・・・。

(そんなたかだか数時間いただけの居酒屋の部屋番号なんて

ふつう覚えてないでしょ。)

温小暖もそのCMを見ますが、まさか自分のことだとは思わずスルー。


その後、野心家の韓絵が嫌いな母親は、昔の韓絵に面影の似た

温小暖を葉非墨に近づけて新たな恋人にしようと、温小暖
を雇って葉非墨の家に送り込みます。

 

 

そこでようやく二人はお互いをちゃんと認識するんですが・・・。

うーん、て感じ?

 

葉非墨は、探していた女性がようやくCMに気づいて自分の

ところに来てくれたと喜びますが、何のことか分からない
温小暖。

そこのとに軽く失望する葉非墨。

で、彼女が母親から送り込まれた韓絵の後釜候補の一人だと

気づき、怒って一度は家から叩き出しますが、器用な小細工
をしてまた戻ってきちゃう温小暖。
(この時の作戦の一つ、家の暗号キーで開けるタイプの暗証番号を

ファンデーションの粉を吹きかけて指紋を浮き上がらせ
そっから番号を導き出しちゃうっていう場面がちょっと

犯罪まがいで恐ろしい・・・。)

なんだかんだと実家の小劇団を救うためにお金が欲しい温小暖は

、葉非墨の家に居座り、そこで色々葉非墨のお世話を
続けることに。
(ちなみに、葉非墨の母親側からの最終的なミッションは、

韓絵の帰国パーティに葉非墨の恋人として出席すること。)

温小暖が、救助の女性ではないかと疑惑を抱いている葉非墨は、

彼女が肩を出すタイプのシャツを着ているときにこっそり
確認するもそこに蝶の痣はなく、またも軽く失望。

けれども、彼女の作る料理があの時の港町で入った食堂で

出されたご飯の味に似ていて、ちょっとほっこりしたり。

 

 

なんだかんだ距離が近づき、お互い意識するように。
で、とうとう約束のパーティの日に。

温小暖に惹かれ始めていた葉非墨は腹を決めて、ナントカの

涙っていう(正式な名前は忘れた)でかいダイヤの並んだ、それ
を付けた人は葉家の嫁として認められた人であるっていう

ネックレスを温小暖につけてあげます。


葉非墨が実は大手芸能事務所の社長だったことを知り、

なんだかんだまた葉非墨とやり直せると思って帰国した韓絵は、
温小暖を連れた葉非墨を見て狼狽。

そして、温小暖を婚約者として紹介することで、韓絵への未練が

ないことを韓絵に証明し鼻を明かしてやることができた
葉非墨。

一方、葉非墨と韓絵のことを何も知らない温小暖は韓絵のファン

だと言って憚らずはしゃいだりしちゃいます。

なんとなくうまいこといってた葉非墨と温小暖でしたが、そこに

温小暖の元カレ蒋放が登場し、彼に嫉妬した葉非墨と
温小暖の間でちょっとしたすれ違いが生じ、パーティー終了と

同時に二人は決別。
 

 

けれども、なんだかんだ温小暖が気になって仕方がない葉非墨は、

彼女をS級女優待遇で自身が経営する芸能事務所に
温小暖を迎えることに。



で、こっから彼女の女優としてのサクセスストーリーと、

葉非墨との恋、そして韓絵とのバチバチなやりとりが色々
あったりして・・・

まー最終的に韓絵が完全敗北して二人は結ばれる・・・

っていうざっくりとしたストーリーなんですが・・・。


実は温小暖があの時溺れた自分を助けてくれた恩人だった、

エピソードが軽すぎる。
しかも最終的な答え合わせが、結婚式用の写真を海辺で

撮影していて、突風かなんかで泳げない葉非墨が海に落ちて
(え?こんな落っこちそうなとこでフツウ撮影する!?)

そして、それを助けるために温小暖がウェディングドレス姿
で飛び込んで、水中で息ができなくなった葉非墨に口移しで空気を

あげるっていう。(まぁこの演出はよくあるんだけど)

 

 

 

、結果、海辺で育った温小暖たちは、劇団運営資金のために

ライフセーバーとかのバイトもやっていて、あの頃
何人も助けたから覚えてない・・・って。

そんなのある!?

そして、肝心な蝶の痣は、ふわっとしたエピローグ的なとこで、

若かりし温小暖が雑誌で見た駆け出しのモデルの韓絵
肩にあるタトゥーを見て、これと同じやつペイントしてくれ的な

お願いをしているシーンで種明かし終了。


残念なのは、女主の服がダサい。
ただまぁ、なぜかサクサク見れるドラマではありました。