中国ドラマ 王女未央-BIOU- | 明日は明日の風が吹く  ~多発性筋炎の毎日~

中国ドラマ 王女未央-BIOU-

 

2016 全54話

原題:錦繡未央

 

ティファニー・タン (唐 嫣)

ルオ・ジン (罗晋)

 

 

評判がよかったので、いつか見て見たいと思っていた

ドラマ。評判通り、面白かった。

 

時代劇はこうゆうのが一番面白い。

 

何より、女主が賢い。

男主がこれでもか!ってくらい一途。

 

 

2016年中国で放送。

再生回数230億回突破の大ヒットトライアングルラブ史劇…

230億再生って…

視聴率じゃないのか…そこが不思議な大陸ドラマ。

 

 

 

舞台は群雄割拠の南北朝時代(日本だったら古墳時代)

小国・北涼に唯一の公主(お姫様)が生まれる。


僧侶に鳳凰の運命を持つ言われた公主の誕生を喜ぶ

のもつかの間、北魏の侵攻から民を守る為、北涼の皇帝は降伏、帰順。
河西王に封じられ人質として北魏に下り、北涼は北魏の涼州とされた
時は流れ、多くの人々に愛され美しい少女(多分未成年だよね?)

に成長した公主・馮心児(ふうしんじ)は幸せに過ごしていた。

ところが、北魏の李敏峰(りびんほう)、北魏の将軍叱雲南(しつうんなん)

らの陰謀により、一夜にして王族は滅ぼされ、涼州は蹂躙されてしまう。

追ってから逃れた馮心児は北魏の尚書府の妾腹の娘・李未央(りびおう)

に命を助けられるが、李未央は尚書府の追手によって殺されてしまう。
全ての黒幕が尚書府にあることを知った心児は、李未央になりすます

ことを決意し、殺された家族の復讐と亡き未央への恩返しを胸に

様々な謀略が渦巻く尚書府へと乗り込んでいくが、

そこでは様々試練が待ち構えていた。
 

 

 

このドラマの主人公李未央(りびおう)涼国唯一の公主・馮心児。

のちに李未央と名を変え家族への復讐に身を投じていく。
美しい容姿に恵まれ、天真爛漫で気が強く正義感と思いやりに

溢れ懐が深い。

非常に聡明で機転がきき、心を許した者には身分に関わらず常に

真心を持って接する。
命を救ってもらった拓跋濬(たくばつしゅん)に淡い恋心を

覚えるのだが、拓跋濬が家族と涼の敵、現魏帝の孫と知り距離を

置こうとするのだが…。
【演じた人:唐 嫣 ティファニータン】

 

 

高陽王・拓跋濬(たくばつしゅん)魏帝の孫で亡き太子

(次代皇帝)の息子。

じいちゃんに寵愛されている為、他の皇子(叔父たち)

に疎まれている。

統治者と視点と行動力を持ち、心優しく明るくおおらかな性格。

琴棋書画に通じ武芸の達人(銀魂の銀さん並に強い 笑)

父の死をきっかけに、朝廷の権力争いにうんざりし、

国内を約一年ぶらついている際に、ひょんなことから未央の命を

何度か救い、可憐で健気で無邪気な未央に心惹かれる。

 

この方、ルオ・ジンさんの演技がとてもうまい。

そして声がとても素敵な方です。

おちゃめな演技もしてるので、最後には切なくて泣けてしまう。

 

 

 

 

南安王・拓跋余(たくばつよ)魏帝の末息子。

罪に問われた妃の子ゆえ不遇な子供時代を過ごし父ちゃんに

あんまり好かれていない。

謀略にたけ腹黒く、密かに皇位を狙う。
父ちゃんに可愛がられてる拓跋濬を敵視し、マジ殺してぇと

思っている。

未央の頭の良さと大胆さに興味を持ち皇位につく為利用しようと

近づくが、一緒に過ごしているうちに彼女の聡明さと勇敢で

真っ直ぐな心根に次第に惹かれていく。
 

 

李長楽(りちょうらく)魏の高官李尚書、李簫然(りしょうぜん)

の長女。

母は叱雲家の叱雲柔。魏の都平城一の美女、才女と謳われているが、

両親の強力な後ろ盾を笠に着、傲慢で残忍。

視野が狭く浅はか。

子供の頃から拓跋濬に想いをよせており彼に嫁いで皇后になることを

夢見ている。

だぁい好きな拓跋濬が未央に想いを寄せてると知り、未央に嫉妬し

敵意と殺意を燃やす。

未央が死ねば拓跋濬は自分を好きになってくれるはずと思い込むバカ女
 

 

 

李常茹(りじょうじょ)尚書、李簫然の次弟の長女で長楽、

未央の従妹。

傲慢な長楽に虐げられながらも逆らうことが出来ずに

生活してきた。

慎ましやかで聡明だが、本性はなかなかの策士で長楽の対抗馬に

なりそうな未央の信頼を得、長楽を貶めることに一旦は成功。

幼い頃から南安王・拓跋余に片思いしており、やっとこさ

お近づきになれたと思ったら、拓跋余が未央に好意を持っている

と知るや、嫉妬から何度も残酷で悪辣な罠をしかけ未央を陥れ、

心身共に追い詰める。
未央が死ねば自分こそが拓跋余にふさわしい唯一の女だと

気づくと思い込み回を追うごとにキモく見えるサイコ女

 

 

 

拓跋廸(たくばつてき)魏帝の寵愛をうける皇女(公主)。

快活でいたずら好き。

無邪気で善良な性格。

拓跋余の妹で甥である拓跋濬と仲が良い。

李敏徳を自分の婿候補の男だと勘違いしたことから縁ができ、

第八皇子と名乗り男装し、待衛となった敏徳に弓術を

教わることになる。

やがて敏徳に好意を寄せるも相手にされないが、可愛らしい

ストーカーと化して諦めない。

常に敏徳に献身的。

このドラマの癒しキャラ

 

 

 

とにかくヒロインの李未央が魅力的!

可憐で健気で意思が強く聡明で愛情深く、ちょいお転婆的な

ヒロインはどこにでもいるかと思うし、そういうヒロインは

男にモテる。


小国でも元公主だけあって敵陣に乗り込んでも、ヒエラルキーを

理解しながらもあらゆる権力にひるまないどころか意に介さない。
家族の仇討ちを目指しながら同時に命の恩人本物の李未央への

恩返し(李未央を呼び寄せた李老夫人と未央の実母を守る事)
を持ち前の聡明さで正々堂々とやってのける。
立場や出自に関わらず、心を許した人々には真心をもって献身的に

接するのは、持って生まれた気性もあるが育てた馮太后の

教えの賜物だろうと思われる。

物語序盤で命の恩人の拓跋濬に再会し、淡い恋心抱くが、

彼の正体が敵の魏帝の孫とわかると、濬に対する気持ちを懸命に

抑え込み、彼を遠ざける姿がなんともいじらしい。
どんな苦難に会おうと、常に凛としていて、潔く、さばけていて、

勇敢に立ち向かう。

しかも美人…といいとこだらけだけど嫌味に感じないのは

主演のティファニー・タンの熱演によるところが大きいと思います。

めっちゃ応援したくなるヒロインに仕上がってました。
きみには泣かされたよ…マジで…(涙)

 

 

でも、なんといっても拓跋濬の揺るがない一途な愛に泣けました。


↑このシーンも好き。

 

 

ですが、ラストで拓跋濬が毒を飲んで、命が短くて5年、

長くて10年と言われ、このへんは雑に描かれてました。

 

いつの間にか子供も出来ていて、すでに大きいという。

 

そして、女主が最後生き残り・・・

 


 

かっこいいです。

 

 

ティファニー・タンさんの他のドラマ

 

 

ちなみに主役二人はこのドラマ共演がきっかけで結婚してます。