中国ドラマ L&P (ライター&プリンセス)①
公開年: 2022年 中国
原 題: 「點燃我,溫暖你 Lighter and Princess 」
邦 題: 「L&P ライター&プリンセス」
アーサー・チェン / 陳飛宇
チャン・ジンイー / 張婧儀
2022年中国人気ドラマ TOP10<最も甘く切ないドラマ>
と言われてるドラマで、当時中国では少しバズッたドラマ
みたいです。
私もこのドラマにとりつかれたうちの一人で、今年見た中国
ドラマナンバーワンで、今まで見た現代ドラマナンバーワン
です。
もう、何回も見ていて毎回泣いてます。
なんというか、ストーリーの構成もこっていて、セリフにも
意味が込められてたりします。
アーサー・チェンさんはお初なのですが、お父さんは大御所
監督でお母さんは女優さんのサラブレットらしいです。
このドラマでファンになりました。
チャン・ジンイーさんは2度目でしょうか・・・
こちらの女優さん、最近色んなドラマにでるようになって
今後注目の女優さんですね。
1話はじめ、朱韵の夢から始まります。
裏切者は地獄へ
裏切者でいい
そんな言葉に縛られる俺じゃない
地獄行きでも構わない
いい経験になる
愛したことはない
で目が覚めます。
この(裏切者は地獄へ)という言葉は李峋が復讐を決意
した時に、まだ何も知らない朱韵と交わした会話です。
朱韵は強い騎士なんですが、国王である李峋がいないと
その力が発揮できない。
彼がいてこその騎士で公主。
そこからの「點燃我, 溫暖你」というタイトル、私は気に入っています。
荒野に一人いた孤高の王様の元に騎士(プリンセス)
がやってきたことによって心に火が灯った。
ただ火が灯ったのは国王(男主)の心でもあるのですが、
それを灯したいと思った騎士(女主)の心でもあり、
男主がいつも持ち歩くライターのことでもあるんですよね。
原作ではそれをあげたのは女主で、ドラマでは別の意味を持っています。
というのも彼女は確かにそれは恋愛感情を持っているとも言えるけど、
そうではなく彼女が持っているのは忠義心。
それも単騎ですべてを薙ぎ払えるような能力を持った騎士
による国王に対する唯一無二の忠誠心。
絶対的な忠義心です。
それを知っているがゆえにやはり絶大な力を持つ国王は
すべてを守るために自己を犠牲にし、すべてを捨て去ってしまうけれど、
予想に反し、なぜか切っても切っても、最終的には忠義な騎士は
戻ってきてしまう。
その忠誠をあれほど誓われてそれそ信じているけどそれ故に
騎士を切らざるを得ないと思い込む国王とそれにもかかわらず
切られてしまった騎士の絶望と再生の物語。
この物語は、現在・・・出会いの大学時代、からの現在という
ように描かれてます。
なので、朱韵はアメリカ帰り、李峋は刑務所から出所する
ところから始まります。
2人の出会い。
金髪で長身のイケメン・リーシュンは、州内でトップクラスの
成績を誇る秀才。応用技術科の入試の点数がNo.1。
教科書を貰うため、成績順に名前が呼ばれる。
李峋の名前が呼ばれると階段下から登ってくる。
そして、李峋は朱韵の前で立ち止まり見つめる。
実は李峋は高校時代の時に朱韵を見ていて知っているんです。
李峋は朱韵にいい印象を持ってません。
なので二人は会うと悪態ばかりついていた。
学食で間違えて李峋のご飯を食べてしまう。
朝学習に出席しないとポイントを減らされるらしく、
学級委員長のシュミャオに頼まれたジュユンは、
リーシュンに出席するよう忠告する。
「ゲームに勝つことが出来たらその通りにするよ」
ジュユンはリーシュンが作ったゲーム
(スーパーマリオブラザーズの劣化版みたいなやつ)
をプレイするが、クリアできず。
どうやっても負けるようにプログラムを組んだみたい。
「クラスメイトの家庭教師になってほしい」
ジュユンはリーシュンにお土産を渡し、お願いする。
でもリーシュンは長い棒の焼き鳥をひたすらパクついてるだけ。
何を言ってもやらないみたい。
翌朝、リーシュンが屋上の柵を開けると、足元にジュユンが眠っていた。
「バカだな…」
リーシュンがパーカーを脱いでジュユンにかけてあげる。
この時の笑みや言葉からして、この時はすでに好きになっている
と見ている。
新入生のウェルカムパーティで
演奏者が見つからなくて、ジュユンが小話をすることに。
リーシュンは練習を見てバカにしてたけど、
始まる時間にブタのアラームが鳴るように設定して、会場に来てる。
いよいよジュユンの番となり、舞台に上がって語りだした。
私の名前は動物の組み合わせだから好きじゃない。
豚(zhu) 羊(yang) 牛(niu)
優しいパパは「子ブタちゃん」と可愛いニックネームをつけてくれた。
なんでも買ってくれるって言うから「犬が欲しい」と言った。
大学生活が始まって、野良のゴールデンレトリバーが現れたからとっても幸せ。
食堂のシェフは蒸し煮にするか?と言ったけど、私は飼うことに決めた。
とっても親切にしてあげてるのに、何度も噛んできて恩知らずな犬なんだよね。
しつけようとしてるんだけど、なかなか言う事聞かないし。
ある日、ペンキのバケツに落ちたら、普通の犬に戻った。
でも本人は普通じゃないんだと言って怒ってる。
というような内容。
リーシュンの事を金色の野良犬にたとえて小馬鹿にしている
内容ですが、ドラマの方はすごくおもしろい内容になっている。
このシーンはお気に入りです。
舞台裏にリーシュンがいて
「子豚ちゃん
俺に興味があるようだな
もう隠す必要はない
堂々と付き合えばいい」
とジュユンに言います。
長くなったのでこのへんで。