清水研さんの「もしも一年後、この世にいないとしたら。」文響社 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.8.2おはよう御座います💐
4年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2020.8.2 おはよう御座います。梅雨明けして今日も日差しがさして気持ちいいですね🍃早朝ドライブから帰宅して、モーニングコーヒー☕️を淹れ、ゆったり過ごしてます。昨夜読み始めてから一気に読み終えた本を紹介します。とても感動しました。国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科長 清水研さんの「もしも一年後、この世にいないとしたら。」文響社980円+税です📚以下本書から一部引用します。〜〜〜
大切なことを先延ばししていませんか。
「自分の人生がいつ終わりを迎えるのかは誰にもわからない。だからこそ、今生きている瞬間をかけがえのないものとして大切にしてほしい」これは27歳でがんによりこの世を去ったオーストラリア人女性の最期のメッセージで、各メディアが伝え、瞬く間にFBで世界中に拡散されました。何故このメッセージは多くの人の心に届いたのでしょうか。「人生100年時代」や「アンチエイジング」など人が長生きするようになった事自体はもちろん喜ばしい事なのですが、一方で弊害もあります。それは、人々が日々を粗末にしてしまうという事です。多くの人にとって「死」はいつか自分に訪れるという事は頭ではわかっていても、実感はしていないのかもしれません。そうすると、自分にとって「絶対にやりたい事」があったとしても、「明日やればいいや」「そのうちやろう」「この仕事が一段落したらやろう」「定年後の楽しみにとっておこう」と、先延ばしにしてしまいます。毎日の生活に充実感がなくて、「変わりたい」と思っていたとしても、変化する事への不安が勝ってしまい、充実感のない場所に甘んじてしまうかもしれません。周囲からの期待や責任にからめとられ、虚しさを感じながらも、同じ日々を続けてしまう事も多いでしょう。何よりも私自身がそうで、「このままで良いのだろうか?」という漠然とした疑問を感じながらも、充実感の無い日々を過ごしていました。そういう人は、冒頭のメッセージにハッとさせられます。
私自身は精神腫瘍学(がんと心に関する学問)を専門とする精神科医であり、国立がん研究センター中央病院に勤務しております。毎年お会いしている方の数は200人を下りませんので、3500人以上の方々の話を伺ってきた事になります。この仕事を通じて教えて頂く事が山ほどありました。突然がん告知を受け、人生の期限を意識させられる体験はとても苦しいものだと思いますが、その喪失と向き合いながら、自分に残された時間をどう生きるべきかと真剣に悩まれる方々の語りは、一つひとつが力強いもので、毎日をなんとなく生きていた私にとって、心から畏敬の念を抱く体験でした。そしてその結果、なんと私自身の人生も変わりました。私の場合は大きな転職をしたとか、人生の賭けに出たというような、見た目の華々しい変化はなかったのですが、「あまり自分にとって大切ではない事」と、「後回しにせずに取り組んだほうが良い大切な事」をきちんと区別出来るようになりました。その結果、確信を持って日々が生きられるようになり、今は納得がいく人生に近づいたと感じております。私が学んだ事は、きっと多くの人の役に立つと信じておりますので、この本を通じてお伝えできればと思っています。〜〜
以上引用終わり。
本書では、多くの患者を診察されてきた清水さんが、その経験から有限である人生を、いかに充実したものにするのに大切な考え方、生き方を述べられています。
第1章 苦しみを癒すのに必要なのは、悲しむこと
第2章 誰もが持っているレジリエンスの力
第3章 人は死ぬ直前になって、心のままに生きていないことにきづく
第4章 今日を大切にする為に、自分の「want」に向き合う
第5章 死を見つめることは、どう生きるかを見つめること
各章で、清水さんが実際に体験された話を交えて、温かく強いメッセージを語られています。
「悲しみ」という感情が苦しみを癒す。
人生で大切な事は何かを考えると行動が変わる。
大切な人との時間を何よりも優先する。
「must」の自分だけで生きると、壁にぶつかった時に行き詰まる。
「人生は一回きりの旅である」
先送りしていた人生の課題を解決する。
「普通の日の連続」が幸せ。
などなど、心に沁み渡る言葉が沢山あります。

興味ある方は是非お読みください🍀
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