夏目房之介さんの「これから 50代の居場所」講談社 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.6.15おはよう御座います💐
5年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2019.6.15 こんにちは🍃今日は終日雨が降り続いてますね〜☔️晴耕雨読で読書してます📚先日から読み始めた夏目房之介さんの「これから 50代の居場所」講談社 1400円+税を読み終えました。夏目房之介さんは、1950年生まれ。マンガ家、イラストレータ、評論、エッセイ、講演など幅広い分野で活動されています。祖父は、夏目漱石さんです。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜
「人生サーフィン説」
私は、15年ほど前から「人生はサーフィンだ」説を唱えている。人生という波をとらえて、いかにうまく乗るかが私自身のテーマだったのだ。サーフィンがそうであるように、自分の波というのがある。それが来たらとにかく乗る。無駄に抵抗してはいけない。それが必然の波だったら、どのみち運ばれてしまうから、事態の進行が遅れ、疲れるだけだ。これは自分の波じゃないなと思ったら降りる。これは、ほとんど直感的な判断だ。例えば、人は自転車の乗り方を覚えると、生涯それを忘れない。どんなバランスで、どんな筋肉の動かし方をすればいいか、前頭葉で考えているうちは乗れない。繰り返し練習し、小脳のシミュレーション機能に移すと考えずに出来るようになるらしい。何故乗れるのかを子供に教えようとしても、言葉で伝えられるものではない。同じことが人生のサーフィンにも言える。直感的に「これは俺の波だ、しんどくても乗るしかない」と感じる。これは心の動きだけど、その動きがやってくる裾野を見渡すと、いつのまにか人間関係や社会の「現実」ってものにつながっている。判断は、自我ではなく無意識の裾野のほうからやってくるように思えるのだ。〜〜
以上、引用終わり。本書には、夏目房之介さんが、1999年8月〜2000年9月に東京新聞で連載した「これから」48回分に大幅加筆されたエッセイ集です。約19年前に出版されたものですが、今読んでも違和感を感じない内容です。興味ある方は是非お読みください🍀
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