伊藤喜之さんの「悪党 潜入300日ドバイガーシー一味」講談社+α新書 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.27おはよう御座います💐
1年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2023.5.27こんにちは😃
今日は晴れて暑くなりました。
水分補給して過ごしましょう♪
伊藤喜之さんの「悪党 潜入300日ドバイガーシー一味」講談社+α新書1000円+税を読み終えました。2023年読書記録78冊目。以下本書から一部引用します。
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2022年、この男ほど物議を醸した人物はいなかったのではないか。
ガーシーこと、東谷義和。
日本でバーやアパレル会社、芸能プロダクションなどを経営してきた51歳。
彼は2022年2月17日、突如としてyoutubeで、「ガーシーCH」という名のチャンネルを始めた。自らの詐欺疑惑が発覚すると、ほとんどの芸能人の友人から連絡が途絶えたとし、「その全てから手のひらをかえされ、全てを失った」と主張。「全てを曝け出したる」と、自ら見聞きしてきた俳優や芸人らのスキャンダルを次々に暴露していった。
突然、暴露という凶刃を向けられた著名人らの反応はさまざまだった。東谷に対して謝罪する者から、沈黙を貫き通す者、そして法的措置を検討する者…。芸能界を中心に影響は広がり、配信で東谷が使った暴露対象の芸能人の名を書き込んだホワイトボードは、「デスノート」に例えられ、テレビ局などは、リスク管理の為キャスティングの参考にしているとも報道された。

私は朝日新聞ドバイ支局長として、2022年4月にドバイで初めて接触して以来、東谷を取材対象として追い始めた。同8月末で朝日を退職して作家として独立したが、ドバイに引き続き住み、取材を継続させてきた。
その中で常に意識していた、いくつかの問いかけがある。
何故、東谷はドバイに向かい、どのようにガーシーCHを始める事になったのか。その裏で糸を引いていたのは誰だったのか。そして、どのような人々が東谷の周辺に集まり、一体何が起きていたのか。
密着取材の過程で自ら目撃した事も含め、私はこれらの問いかけに回答を示していくが、総括だけは先に触れておきたい。
本書は、東谷とその周辺にいる「手負いの者たち」の記録である。
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以上、引用終わり。
伊藤喜之さんは、1984年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。松山総局を振り出しに、東日本大震災後には、南三陸駐在。大阪社会部では、暴力団事件担当として、指定暴力団山口組の分裂抗争などを取材する。その後、英国留学を経て2020年からドバイ支局長。2022年8月末出退職し、同9月からドバイ在住の作家として活動している。
本書では、伊藤喜之さんが、ドバイで、ガーシーと、その周辺に集まる人達に取材したものです。元朝日新聞社の記者である著者の文章は、とてもわかりやすいです。
取材したテーマや、人物毎に20項目にわたり、記載しています。
新聞記事を読んでいるような感覚になりました。
・ガーシーとの出会い
・FC2創業者
・朝日新聞の事なかれ主義
・元ネオヒルズ族
・黒幕A
・元大阪府警の動画制作者
・モーニングルーチン
・年商30億の男
・王族をつなぐ元赤軍派
・近親者の証言
など。
読み応えがあります。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄