水島広子の「精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣」海竜社 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。


2024.5.19 おはよう御座います💐
水島広子の「精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣」海竜社1300円+税を読み終えました📚2024年読書記録92冊目。
以下本書から一部引用します。
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私は多くの方達と関わってきて、「自分についての感じ方」が、心の健康、ひいては人生の質を左右することを痛感してきました。
「自分は運がいい」と思っている人は、本人が意識していないとしても自己肯定感が高いと言う事ができます。「自己肯定感」とは、無条件に自分という存在を肯定する気持ちの事を言います。自分がどんな状態であれ、「自分は自分で良いのだ」と思える、そこはかとない安心感の事です。
ある出来事について「運がいい」と感じる事と、「自分は運がいい」と感じる事は、決して同じではないのです。健康な自己肯定感が無ければ「自分は運がいい」と感じる事ができないと言えます。
「運の良さ」について、本書での使い分け方を定義しておきます。
・出来事としての「運の良さ」=「ラッキー」と呼びます。
・「自分は運がいい」という感覚=「運の良さ」と呼びます。
「自分は運がいい」と思っていると、人間全体がオープンになり、色々な機会や人に心を開く事が出来るようになります。
「運がいい人生」とは、ネガティブな目詰まりからなく、「まあ、何とかなるだろう」という感覚をもとに、色々な事がプラスに循環しているもの、というと言う事が出来ます。そしてそんな生き方が出来る時に、「自分は運がいい」と感じられるのです。
何かを体験する度に「やっぱり私は運が悪い」と思うのではなく、「やっぱり私は運がいい」と思えれば、はるかに幸せで充実した人生になっていくと思いませんか?
最終的には、誰もが、「運の悪い」生き方をする必要などなく、「運のいい」生き方が出来るようになる、そしてそれが自分らしく幸せな人生につながっていくのだという事を納得して頂ければ何よりです。
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以上引用おわり。

水島広子さんは、1968年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。同大学院修了。医学博士。摂食障害、気分障害、不安障害、トラウマ関連障害、思春期前後の問題や家族の病理などが専門。
「対人関係療法」の日本における第一人者。
慶應大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月から2005年8月まで衆議院議員として2期5年間を務め、多数の著書があります。
本書では、精神科医の水島広子さんが、自らの経験を踏まえ、運のいい人と運の悪い人の、心の習慣についてわかりやすく解説しています。
「運の良さ」を「自己肯定感に基づく好循環」として定義し、その「好循環」をどのように生み出すのかを、本書で紹介しています。
はじめに
第1章 絶対に知っておきたい原則:
「運」と「べき」は最悪の相性
第2章 運のいい人は、「被害者意識」から解放されている
第3章 運のいい人は、他人と自分を「比較」しない
第4章 運のいい人は、「人からどう見られるか」ではなく、「自分は誠実か」でも生きる
第5章 運のいい人には、安定した「価値観」がある
第6章 運のいい人は、お金を「エネルギーを運ぶもの」として考える
第7章 運のいい人は、自分の「向き」「不向き」を知っている
第8章 運のいい人は、過去を引きずらず「今に生きる」
第9章 運のいい人には、日常的な「生活習慣」がある
第10章 運のいい人になるため、手っ取り早い「心の習慣」
おわりに 「運のいい人」は「ラッキー」に振り回されない

興味ある方は是非お読みください🐰📚💐