水島広子さんの「「むなしさ」を感じたときに読む本」角川SSC新書 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.13こんばんは🏙
水島広子さんの「「むなしさ」を感じたときに読む本」角川SSC新書760円+税を読み終えました📚2024年読書記録89冊目。
以下本書から一部引用します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「むなしい」「どうせ、意味がない」。
こんな空気が、いつ頃からか社会を覆うようになって来ています。
右肩上がりの時代は終わった、と言われる時代背景を考えれば、人が「むなしさ」を感じがちなのは必然かもしれません。
しかし、単にそんなムードに流されて生きる力を失ってほしくはありません。
自分の中に内在している力に気づき、前向きな希望を見出してほしい。
「むなしさ」を感じている時は、自分を変えるべき、というサインでもあるのです。
「むなしさ」が心に充満した時、その空虚さに負けない為のヒントをまとめました。
右肩上がりの時代には、この美しい地球を破壊しながら経済的繁栄を求めたものですが、今、持続可能な地球に優しい人類のあり方を考える際には、「むなしさ」をキーワードにしてみるのも一つの方法だと思うのです。
「むなしさ」をキーワードに、この地球の生命力をもっと発揮してもらう事は出来るはずです。現在「むなしい」と感じられているものを、転化していく事によって。もちろん、私達の生命力も、です。
自分の今にむなしさを感じている方、社会全体のむなしさに辟易している方、むなしさに打ちのめされている人にどう関わったらよいのかを知りたい方、むなしさまでは感じてないけれども、もっと元気になりたい方、そして何といっても、希望のある社会で暮らしていきたい方、そんな方達のお役に立てれば幸いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上引用おわり。
水島広子さんは、1968年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。同大学院修了。医学博士。摂食障害、気分障害、不安障害、トラウマ関連障害、思春期前後の問題や家族の病理などが専門。
「対人関係療法」の日本における第一人者。
慶應大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月から2005年8月まで衆議院議員として2期5年間を務め、多数の著書があります。
本書では、「むなしさ」を感じることが多い現代社会において、単にそれに流されて生命力を失っていくのではなく、自分の中に内在している力に気づき、元気と思いやりのある社会作りに繋げてほしい。少なくとも個人レベルで、自分の力に気づいて、生きていく希望を持ってほしい。という思いから、本書を執筆されたものです。
はじめに
序章 「むなしさ」は「自分の生き方をチェックすべき」というサイン
第1章 「やっても仕方ない」と思うときの「むなしさ」 〜自分の人生をコントロールできないとき〜
第2章 心にぽっかり穴があいたような「むなしさ」 〜つながりや居場所がないとき〜
第3章 「同じことの繰り返し」という「むなしさ」
第4章 人生の意義がわからないという「むなしさ」 〜「やりたいことを見つけよう」に惑わされない〜
第5章 自分という存在に意義が感じられない「むなしさ」
第6章 「変化」に伴う「むなしさ」
第7章 衝撃によって引き起こされる「むなしさ」
終章 「むなしさ」が強すぎるとき
おわりに
参考文献

興味ある方は是非お読みください🐰📚💐