森永卓郎さんの「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」三五館シンシャ発行 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.4.6こんばんは🌆

森永卓郎さんの「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」三五館シンシャ発行1500円+税を読み終えました📚2024年読書記録57冊目。以下本書から一部転載します。


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本書で私が行うのは、現状を打破する為の告発である。もちろん大きなリスクがあるのは承知だ。逮捕されるかもしれないし、命を狙われるかもしれないし、訴訟を起こされるかもしれない。
それでも私は勇気を持つべきだと決断した。
「けっして触れてはいけない「タブー」」
私がテレビやラジオなど、メディアの仕事をするようになって四半世紀以上が経過した。その経験の中で、メディアでは、けっして触れてはいけない「タブー」が3つ存在した。
(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件
この3つに関しては、関係者の多くが知っているにも関わらず、本当の事を言ったら、瞬時にメディアに出られなくなるというオキテが存在する。それだけではなく、世間から非難の猛攻撃を受ける。下手をすると、逮捕され、裁判でも負ける。
だから、賢い人はそうした話題には最初から触れない。知らぬ存ぜぬを貫く事だけがメディアに出続ける為に必要な事だからだ。ただ、私はそうした態度を取る事が出来ない性格だ。そこで「ザイム真理教」という本を一気に書き上げた。タブーの中の1つである「財務省のカルト的財政均衡主義」に斬り込み、それが日本経済にとてつもない惨禍をもたらしていると主張する本だ。
「なぜ彼らは口をつぐむのか?」
じつは、前述の3つのタブーに関しては共通の構造がある。
①絶対的権力者が、人権や人命や財産に関して深刻な侵害を行う。
②その事実をメディアが報道せず、被害が拡大、長期化していく。
③そうした事態について、警察も検察も見て見ぬふりをする。
④残酷な事態が社会に構造的に組み込まれていく。
本書で私が行うのは、そうした現状を打破する為の告発である。
ジャニー氏の性加害を告発したカウアンオカモト氏や「当事者の会」の皆さんは、とてつもない数の誹謗中傷にさらされたという。しかしジャニーズ問題を白日の下にさらす事が出来た最大の貢献者は彼らであり、芸能界で続いてきた重大な人権侵害にストップをかけられる可能性が出てきたのは彼ら告発者のおかげなのだ。
私も彼らの勇気を見習って、この四半世紀に自分の目で見てきた“事実“を本書で明らかにしていこうと思う。
願わくば報道が動いてほしいと思っている。私自身、解決はほぼ不可能だと考えていたジャニーズ事務所の性加害問題も、報道が動く事で劇的に事態が進んだからだ。
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以上、引用終わり。
森永卓郎さんは、1957年東京都生まれ。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。1980年に東京大学経済学部を卒業後、日本専売公社に入社。予算を握る大蔵省(現・財務省)に「絶対服従」のオキテを強いられる。その経験を原点として、「財政均衡主義」という教義のもと、カルト化する財務省に斬り込んだ「ザイム真理教」がベストセラーに。本書では四半世紀に及ぶメディア活動で見聞きしてきた“3つのタブー“に挑み、その背景に存在する「真相」を描いています。2023年12月に、ステージ4のがん告知を受け、治療しながらラジオ番組や執筆などを行っています。
まえがき けっして触れてはいけない77タブー」 なぜ彼らは口をつぐむのか?
第1章 ジャニーズ事務所
第2章 ザイム真理教
第3章 日航123便はなぜ墜落したのか
第4章 日本経済墜落の真相
あとがき

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄