1年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2022.9.10 こんばんは🎑中秋の名月ですね。
アンソニーAロングさん編集、天瀬いちかさん訳の「自由を手に入れる方法 エピクトテス」文響社1280円+税を読み終えました📚
2022年読書記録95冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜
物事には、自分次第のものと、そうではないものがある。
判断、行動欲求、欲望、忌避は、どれも自分次第のものであり、自分自身にゆだねられている。
反対に、肉体、財産、人からの評価、社会的地位は、自分次第のものではなく、自分自身にはゆだねられていない。
「自分次第のもの」は、本質的に自由であり、何かに妨げられることも、強いられる事もない。
一方、「自分次第ではないもの」とは、自分の思い通りにならないものであり、何かに妨げられ、より強いものに従わされる事を免れない。
「自分の思い通りに出来る物事だけが、真に自分のものであり、それ以外は全て他人次第のものである」という道理にかなった考え方をしていれば、誰かに支配されたり、妨げられたりせずにいられる。
自分にとって真に大切なものと、富や名声といったものを同時に追い求めれば、前者が後者の邪魔をして、結局は後者を手に出来ずに終わる。
確かめるべきなのは、それが真に自分に関する事なのか、そうではないのか、という事だ。
真に自分に関する事でないのなら、必ずこう言うようにすれば良い。「これは、私が気を取られるような事ではない」
〜〜〜〜以上引用終わり。
本書は、「ストア派」という古代哲学の一派のエピクトテスが語ったストア哲学の教えを、わかりやすく解説しています。
プロローグ ストア派とエピクトテスの思想
第1部 自らを守る術 「要録」より
第2部 精神の自由を得る 「語録」より
人は、生きている限り、肉体的な制約の中にあり続ける。しかし同時に、人は知性によって、その限界を超えていく事が出来る。
ローマの哲人の含蓄ある数々の言葉を楽しめます。
興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄