佐藤優さんの「サバイバル組織術」文藝春秋 850円+税 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2023.8.29おはよう御座います😃
4年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2019.8.29 こんばんは🍃月曜日から会社の始業時間前と昼休みに自席で読み始めた佐藤優さんの「サバイバル組織術」文藝春秋 850円+税を読み終えました📚佐藤優さんは、1960年東京生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了。多数の著書があります。以下本書から一部引用します。〜〜〜
現代社会を生き抜く為に、「組織と個人」の関係は避けては通れないテーマです。多くのビジネスパーソンにとっては、まずは「会社と自分」ということになります。国家や社会、さらには家庭すらも、ある種の「組織」として、私達の前に立ちはだかってきます。「組織」は、時に私達「個人」に理不尽な仕打ちを行います。何故なら組織の目的は、基本的には組織自体の維持、存続であって、その為には組織の一部分に過ぎない個人を犠牲にすることは「合理的な判断」とされるからです。「組織にとって、いかなる個人も入れ替え可能である」、これが組織と個人を考える上での大原則です。その中で如何にサバイバルするかが、本書のテーマです。
本書では、日本の小説やテレビドラマのシナリオなどをテキストにして、そうした危機的な局面を見ていきたいと思います。何故組織内でのサバイバルを考えるこの本で、文学作品を取り上げるのか?
それは組織に関わる問題の多くは、マニュアル化出来ないものだからです。こうした問題に対応するには、アナロジカル(類比的)に考えるしかありません。過去に似たようなケースはないか、そこから学べる教訓はないかを探すという方法です。私達はよく「歴史に学ぶ」と言いますが、それはこのアナロジカルな思考法を使って、解決策を探索しているわけです。
〜〜〜〜〜以上引用終わり。
本書では、元外務省主任分析官として多種多様な経験をされている佐藤優さんが、とても冷静な思考で、組織内でのサバイバル術を、わかりやすく解説されています。
理不尽な人事、職場や学校、サークル活動などでのいじめ、女性と仕事、予期せぬクライシスなどなど。会社から国家まで、現代人は「組織」との関わりなしには生きていくことは出来ません。
佐藤優さんが、日本の文学や漫画、テレビドラマなどを教科書として、「組織」をわかりやすく分析して、自らの外務省でのドロドロした組織内での人間関係、逮捕され拘留された実体験を交え、組織内で生き抜く極意を、解説されています。
第1章 いかに組織を生き抜くか
第2章 人事の魔力
第3章 極限のクライシスマネジメント
第4章 忠臣蔵と複合アイデンティティ
第5章 軍と革命の組織学
第6章 昭和史に学ぶ
第7章 女性を縛る呪い
第8章 生活保守主義の現在
第9章 現場で役に立つ組織術
素晴らしい本です。興味ある方は是非お読みください🍀
#読書記録 #読書倶楽部 #読書 #読書ノート #読書女子 #読書好きな人と繋がりたい #読書記録ノート #佐藤優 #サバイバル組織術 #文藝春秋 #文春新書