森博嗣さんの「諦めの価値」朝日新聞出版890円+税 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2023.5.24 こんばんは🌃
フェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2021.9.23 こんにちは。秋晴れになり気持ちいい気候ですね♪
先日から読み始めた森博嗣さんの「諦めの価値」朝日新聞出版890円+税を読み終えました📚2021年読書記録101冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜
成功は諦めでできている。
何かを成し遂げた人は、たいてい「諦めずに頑張った」と語るけれど、実は目的を達成する為に数々のものを諦めている。成功というのは「諦め」によって築かれている、といっても良いだろう。
成功するかどうかは、半分以上が、その人間の能力、つまり才能によっている。自分の才能を見極める事が非常に大事であり、自分をよく知っていれば、そうそう大きな失敗はしないだろう。つまり早めに諦める事だ。成功するには、少しでも確率の高いもの、あるいは期待値の高いものを選択すること。ほぼ、これに尽きる。
一番大事な点は、あなたが諦めても、諦めなくても、世界は変わらないという事だ。この場合の「世界」には、あなたの才能や環境、確率などが含まれている。つまり人生の条件は何一つ変わらない。気持ちの問題でどうこう出来るものではない。そういった精神論をまず捨て去って事実を正確に観察し、自分にとって何が有益で、何が無駄か、と考える事。この客観的評価だけがあなたを正しい「諦め」へ導き、あなたにとって最大限の成功をもたらすだろう。再度、念のために書くが、この場合の「成功」とは、周囲からの評価ではない。あなた自身の満足である。
人生は無限ではない。個人の可能性も有限だ。自分が持っている時間と能力によって可能な範囲は知れている。それは人によって差があり、様々だが、その強さや大きさを比べられるようなものではない。小さな事でも自分が満足出来れば幸せが掴める。
誰かから植えつけられた欲求を捨てきれない、という人が沢山いるようだが、もし自分で創造した楽しみであったら、諦めるも何もない。そんな発想にもならないし、悩むこともないだろう。途上であってもずっと楽しいし、失敗も成功も楽しい。一人で毎日うきうきしていられるはずだ。僕には、そういう人こそ、本当にきらきらと輝いて見える。〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり。森博嗣さんは、1957年愛知県生まれ。作家。工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務する傍ら、96年に「すべてがFになる」で第1回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後多数の小説やエッセイを書き、300冊以上の著書があるが、仕事量は1日1時間以内と決めています。子供の頃からの夢であった鉄道を走らせたいという壮大な妄想を、小説家として成功して叶え、庭に鉄道のレールを敷いてミニ鉄道を走らせたり、ラジコン飛行機を多数自作したり、庭に素敵な小屋を手作りしたり、人生を謳歌されています。2020年に60年程昔のクラシックカーを一台購入して犬と一緒にドライブを満喫されていると本書の後書きに書かれています。
本書は、そんな森博嗣さんが、自分にも他者にも期待しない、すると、不思議とうまくいく。という仕事、人間関係、日々の雑事に見切りをつけて夢を叶えた森さんが「諦めの価値」を語っています。
本書の第2章で、16人の方からの具体的な質問に、森さんが回答する人生相談みたいなコーナーがあり、この回答も森さんのストレートな言葉に笑いがもれます。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄
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