RE_PRAY の大事なテーマの一つは「水」であったように思います。
羽生さんはアイスショーのたびに
そこに込めたテーマをYOUTUBEの動画にアップしているんじゃないのか、と思われる節があって
例えばGIFTの前には「ザ・ファイナル・タイムトラベラー」と「僕のこと」を
去年のノッテステラータの前には「天と地のレクイエム」をアップしていましたし
今年のRE_PRAYツアーのためにアップしたのが「ゴリアテ」と「アクアの旅路」でした。
そして全公演が終わった後には「地上を救う者〜エストポリス伝記Ⅱメドレー」をアップしました。
アイスショーに込めた彼のピュアな思いが伝わりますね。
若干厨二かもしれない部分も含めて、それは彼の大きな魅力となっていると思います。
少なくともそこには嘘もごまかしもないから。
今回のRE_PRAYでは「アクアの旅路」が語るように、「水」がもう一つのテーマでしたが
実は私的には若干の唐突感も否めなかったんですよね。
なんで突然「水」?って。
でもよく考えてみるとGIFTでハク様を演じた時から
そのテーマはそこにあったんですよ。
ハク様=白龍=水神、つまり雨を降らせてくれる龍神ですからね。
RE_PRAYの中でも羽生さんが暗闇の中を歩いていると雨粒が頬に当たり
それで生きていることを感じるという不思議な場面がありました。
神が導く方へと同意義に使われる
水が照らす方へという表現
羽生さんにとっては神に導かれるということは
水に導かれるということと同義なのか
それはつまり
水=水神、つまりは龍神に導かれるということ?
最後のシーンでは雨に打たれながら舞う羽生さんの姿が映像で映し出されましたよね
日本は龍の国
龍神様のエネルギーが流れている国
ハク様は瀬織津姫、祓戸大神のことですしね。
ちなみに本日は大祓えの日です
【6月30日本日大祓】
— きちじ@神道的生き方伝導者 (@kichigi0003) June 29, 2024
9割の日本人が忘れているのは「水の信仰」なんだよね
『水に流す』
これ日本独特の「赦し」の思想なんだよ
どーしても許せない怒りや屈辱
どーしても手放すことができない自己卑下・嫉妬・執着・見栄
これを「赦して手放す」のよ
相手を許すんじゃないよ
自分を赦すの… pic.twitter.com/Htvkfg4OxH
なんかすごくストンと来ました。
「水に流す」ということの意味
どーしても許せない怒りや屈辱
どーしても手放すことができない自己卑下・嫉妬・執着・見栄
これを「赦して手放す」のよ
相手を許すんじゃないよ
自分を赦すの
だってそんな感情を抱えていたら苦しいでしょ?
もう充分苦しんだんだから赦してあげてくださいな
もう充分体験したんだから解放してあげてくださいな
ひとりじゃできないよね
だったら「水の神様」にお願いしてね
水の神様が海まで運んでぜーんぶ浄化してくださいます
これが大祓に奏上する祝詞「大祓詞」に書いてあるんだよ
ああなるほど、そうだったのか。
そうやって日本人は互いを赦し合いながら、生きてきたんだな。
羽生さんはあのRE_PRAYの中で怒りを昇華し
全てを水に流したのかもしれない
と納得。
みなさまも、何かモヤモヤすることがあれば
ぜひ近所の神社にお参りして
茅の輪巡りをして
自分を赦してくださいませ。
私もこれから行ってまいります。