昨日の記事の続きですが

 

メディアがステルス攻撃に移ったのは、もしかしたらGUCCIのアンバサダー就任の影響があるのかなと思いました。表立ってGUCCIを敵に回したくないということでしょう。多分それをやればハイブランド企業全部を敵に回すことになるのかもしれませんしね。ああいうところの弁護士は強そうだし。

 

なので「報道しない自由」へと戦略を移行したということでしょう。GUCCIアンバサダー就任すら報道していないことからもわかります。

 

もともとGUCCIのメディア戦略はとてもスマートで、去年のGGG(←グッチ銀座ギャラリーを私が勝手に略してみた)での写真展についても自分たちの公式メディアで開催前日?に一言告知しただけですからね。あとはメディアが勝手に話題にしただけ。

 

でも今年はそれすら話題にしていないということは、報道統制というのは事実なんだろうなと思います。でも爆売れしてますからね〜→写真展の開催期間も延長です!

 

それからFaOIの半分を明け渡したのに、今年の羽生さんがとても元気で幸せそうなのは、リプレイの成功により将来への目処が立ったことも大きいのかなと思いました。

 

考えてみれば去年のあの段階ではまだ自分のアイスショーがどうなってゆくのかも全く見えていない状態でした。

 

色々分析すると、羽生さんがストーリータイプのアイスショーをやろうと決めたのは、どうもこのFaOIの前後のことのようなので、あの将来が何も見えない状況の中で「お前はFaOIの座長でもなんでもない、大きい顔するな、後輩に譲れ」だのなんだのと、もし言われたとしたら(だってそう言わんばかりの態度でしたからね)結構ショックだったろうと思うんですよね。

 

私たちが思う以上に羽生くんは将来が不安だったと思うんですよ。私たちは羽生くんの写真集がバンバン出ていたし大物との対談番組も色々出ていたので、羽生くんが引退後も順風満帆なんだな、というように見えましたが、

 

結婚も控えていたし、それに対してファンダムがどう反応するかもわからなかっただろうし(そしたら案の定・・でした)

 

ANAさんとの契約も終わることもわかっていたでしょう。さらに24時間テレビ出演もなくなりましたからね。

 

つまり彼の身辺は激変していたわけで

 

そういう状況のなかで、さらにFaOIも「実質座長」のポジションから下ろされるとなれば、そりゃ泣きたくもなりますね。

 

あの周回取り残しの時、来年には自分はこの場所にはいられないのかもしれないな・・・と思って泣きながら周回していたのかもしれませんね。

 

ただそういうあまりにも失礼すぎる扱いについてファンが大激怒して騒いだのと、羽生ファンの実数をアンケートで調べてくれた方のおかげで、今年の羽生くんの扱いは今まで以上に良くなりました。

 

Aツアーだけになり領地は半分明け渡しましたけどね。

 

でも羽生さんはこの1年のうちに、羽生ファンが集って大盛り上がりする単独公演というものを作り出ししましたし、去年とは気持ちは全然違うでしょう。

 

彼はプロとしての新しい1ページを開いたんです。

 

誰もが想像すらできなかったほどの途轍もないレベルで。

 

古いものが離れたり壊れたりしたとしても

 

それよりもっと力強いものが生まれたので

 

No problem!

 

ですよね!

 

 

ぶっちゃけFaOIもそろそろリニューアルの時を迎えていましたから羽生さんが出なくなっても

 

まあ卒業の潮時かなとは思っていました。

 

 

でも

 

Aツアーは9割を占める羽生ファンのための羽生祭りということで決まったし

 

Bツアーがこれからどうなるかはわかりませんが、ステファンとパパシゼ中心に

 

いろんなコラボ(アーティストとだけでなくスケーター同士も)を考えているっぽいので

 

また新しい姿になるのではと思います。

 

なんだかんだ、ステファンは創造性のあるアーティストですからね。

 

ダンサーでもあり、どんなダンスでもこなしますし

 

ただ最近は陰鬱なナンバーが多くて見てると気が滅入りますが。

 

 

でも指導者としても着実に成果を挙げている彼と

 

パパシゼという実力ある金メダリストが中心になって

 

若手の育成を兼ねたアイスショーを作っていくなら

 

それはそれで意味のあることだろうと思います。

 

 

羽生さんがFaOIに育てられたように

 

次の世代もFaOIという揺籃で育てられてゆくのなら

 

FaOIもフィギュア界に貢献する大きな役割を果たすという意味では

 

まあ良いことなのではないですか。

 

世界を見渡してもアイスショーで唯一利益を出しているショーは

 

(浅田真央ショーや羽生結弦ショーのような個人ショーは除く)

 

FaOIのみじゃないかと思うので(あとは欧州のアートオンアイス系も生き残ってる?)

 

その稼ぎ頭である羽生結弦を残しつつ

 

彼が生み出す金でUSMだのスケ連だの(に所属する選手たち)を養ってやるというのは

 

まあ当事者たちにとってギリギリの妥協点であったんだろうなとも思います。

 

 

CICにとってもスケ連からの継続的なスケーターの供給を受けることができるし

 

スケ連にとっても後進を育てることができるし

 

ランビ・パパシゼが代表すると思われるISUにとってもフィギュアの発祥の地である

 

欧州の伝統を日本で受け継がせることができる

 

そして羽生さんにとっても年に一度の羽生祭りを自分のファンたちに楽しんでもらえる

 

USMにとってもあのドル箱スター()に活躍の場所を与えることができる

 

などなど

 

みんなにとって良いことづくめなのかなと思います。

 

 

CICはスケ連に恩を売る形になるので、きっと補助金なんかも優先的に回してもらえるんと違いますか?

 

Bツアーの赤字分ぐらいは補助金で補填してもらってくださいね。

 

 

もう聖子支配のフィギュア界は過去のものになりました。

 

これからはUSMなしの新フィギュアで、どうぞ(爆

 

 

 

本当に、今はフィギュア界が潰れるかどうかのギリギリのところにいると思いますので

 

利害とか個人的な嫉妬とかルサンチマンとか政治的な思惑などで

 

稀代の天才にして唯一の希望である羽生結弦を壊してしまうのは

 

もういい加減にしろよ

 

って話です。