さて、フィギュアシーズンが終わり、GW明けからまた怒涛の羽生結弦祭りが始まっていますね。

 

舞台裏映像、写真集、写真展、雑誌、スポンサー様の新ビジュ・・・

 

もう次々と来るのでまた別な意味で忙しい毎日です。

 

正直、去年はあまりにも展開が早すぎて、私らファンも我らがマグロ君についてゆくのに必死だったような気がします。

 

アップダウンの激しい1年でしたが、終わってみれば結局羽生大勝利。

 

週刊誌のネタにされるのは腹が立つけど

 

それだけ羽生さんが脅威だということで。

 

 

今回のRE_PRAY舞台裏映像は、いろんな意味で面白かったです。

 

そもそもこの構想でアイスショーをやると決めたのは、具体的にいつ頃なのかなというのはずっと思っていて

 

今回の舞台裏では8月のオンライン会議から本格的に始動した、とありましたね。

 

ただ、参加メンバーを見ると、全員ではなく、羽生さんが描いた世界観を具現化するための映像とか照明とか舞台装置とか、そういう関係の方がたなのかなと思いました。

 

企画書にはYuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY"TOUR、LIVE用映像・演出プラン?とありましたので、少なくともこの会議までにはストーリーは書き上げ、音楽のセットリストも物によっては振り付けも決まっていたのだろうと思います。

 

MIKIKO先生とはもうずっと打ち合わせは重ねていたっぽいこなれた雰囲気でしたし、そもそも鶏蛇豚はMIKIKO先生の選曲だと思うので、もう振り付けまで終わっていたんじゃないでしょうか。

 

またこの時点ではすでに清塚さんにも「いつか終わる夢:Re」の編曲もお願いしていたはず。だってそういうことが全部決まらなければ、映像や演出のプランは立てられませんからね。

 

別のところでMIKIKO先生は、GIFTから半年しないうちにオファーをいただいたと話しておられたことを考えると、FaOIが終わって7月ごろ?から打ち合わせが始まったんでしょうかね?

 

そして「破滅への使者」は、以前の「職業・羽生結弦の矜持」の時にすでに練習背景に流れていましたし、ジャンプしてジャンプしてジャンプしまくるというコンセプトは、NANAの時に試していますよね。その時に織田君に、「最後の一滴まで出し尽くして倒れこみたい」と言っていて、「それってどういう願望なの?」といじられてましたが、今回の映像の中にそのまんまの姿(破滅様が舞台裏に引っ込んだ後にゼイゼイいってるやつ)がありましたので、ああなるほど、ここで伏線回収ですか、さすが羽生結弦!と思いました。

 

これはGIFTでの北京リベンジのロンカプ様と同じように、体力ギリギリのところでアスリートとしての限界に挑む、という羽生さんならではの演目であり、ショーの大切な山場の1つとして温めていた物だったのだろうと思います。

 

メガロバニアはいつから?と思いましたが、ジャンプだけのプログラムがあるならスピンだけのプログラムがあってもいいよね、と理系人間なら普通に考えると思うので、それならこのメガロしかない、とどこかで言っていた気がするので、順序としてはまずは破滅→メガロということであったのだろうと思います。

 

第二部のストーリーは、なんかリアルな人生体験(結婚→離婚)の中で生まれたものかなという気もしています(自分が何かを選ぶことで何もかも壊れてしまいそうで何も選べないというところとか、まんまファンと家族と奥様との板挟みに悩んでいた羽生さんそのものじゃんと思いまました)。

 

まあいずれにしても、転んでもただは起きない羽生さん、いろんなネガティブな人生経験も、またゲームをやり込んだ経験も全部作品の中に込めて、素晴らしい作品として私たちにプレゼントしてくれました。

 

こんなすごい人を応援できている私らファンは幸せ者です。

 

 

ああ、それから、鶏蛇豚の冒頭の般若心経ですが

 

摩訶般若波羅蜜多心経とは、「偉大なる智慧の完成」という意味らしく、般若(HANYA)とは智慧のことらしいです。

 

語源を辿る時には母音はあまり関係ないので、HANYA≒HANYUとなり

 

実はこれもまた羽生さんの自己紹介だったんだなびっくりと思いました。

 

そういえば知ってか知らずか、ロシア人の書いた記事の中にあえてHANYAと書いているものがありました。

 

偉大なる智慧の完成

 

これほど今の羽生さんにピッタリの名前はありません。

 

ていうことで

 

羽生さんのお名前に、また1つすごい意味が加わりました。

 

やっぱ神様とか仏様から遣わされた人なんだな

 

そうに違いない

 

って思います。