羽生さんが百音ちゃんに言ってた言葉として

 

「ちゃんと練習すること」

 

というのが紹介されていましたが

 

思えば「結弦にいちゃ〜ん!」と言って16歳の羽生くんのところに駆け寄った6歳の百音ちゃんに

 

結弦くんはほっぺむにゅむにゅしながら

 

「ちゃんと練習してた?」

 

と声かけてましたね。

 

可愛かったですね。

 

 

まあその頃から、羽生さんは「練習をちゃんとすること」が何より大事って思って実行してきたんだろうな。

 

そしてそれは羽生さん自身の強さの源なんだろうと思います。

 

特に今夏、私がすごいなと思ったのは

 

何か試練があるたびに

 

乗り越えなければならない壁ができるたびに

 

普通の人なら心折れて練習に身が入らなかったりするのだろうけれども

 

羽生さんはそういう時こそ命がけで練習するんだな

 

ということが羽生さんのSNS発信や週刊誌記事などでわかったことです。

 

そもそも入籍発表の時の文言が印象的でしたよね。

 

 

結婚については「入籍する運び」の一行だけで

 

あとは

 

今日も、人生をかけて「羽生結弦」のスケートを深め、一生懸命努力を続け、進化してゆきます。」

 

の一文にもあるように

 

これをポストした、結婚報告の記念すべき日にも、喜びに浸るわけでもなく、ただひたすら練習をしますと宣言しているんですよね。

 

結婚で浮かれていればいろんな批判が来るだろうということを見越して書いたのかなとかその時は思いましたが

 

今になってみるとそういうことではなくて

 

彼にとっては結婚はいつかはしたいと思ってもいざするとなれば

 

「乗り越えなくてはならない壁」や「試練」だったんだなと

 

そういう認識だったんだなと

 

その後の騒動を見てやっとわかりました。

 

 

そして案の定、連日の張り込みと「ゆきすぎた取材」

 

ファンダムの阿鼻叫喚

 

相当メンタルに来たと思いますし

 

パンフによれば夏に体調を崩した時もあったということなので

 

実際、目に見えないところでは相当大変だったと思いますが

 

テレ朝のリプレイ密着を見ると

 

そんなに大変な時でさえ、全くその影響を感じさせない仕事ぶりでした。

 

アイリンでのドレスリハーサルは10月始めの頃でしたが

 

本当にプロフェッショナルな仕事ぶりでしたよね

 

 

そしてリプレイも大成功。

 

あのリスクのある内容で

 

いきなり世界配信、全国ライビュ、CS生放送ととんでもなくプレッシャーのかかるショーだったはずですが

 

私たち祈祷班は、そういうこともあって、すごく心配しながら

 

成功に向けての本気の祈りを捧げる日々を過ごしていたわけですが

 

羽生さんはプライベートでゴタゴタがあっても仕事に影響させるようなやわな人じゃなかったということを

 

改めて思い知らされ、舌を巻きました。

 

やはり伊達に五輪二連覇なんかしてないですよね。

 

 

そしてそこから10日あまりで離婚発表。

 

羽生さんの置かれていた苦しい状況、そして悲痛な叫び声が聞こえてくるような離婚発表内容でしたが

 

その発表後も、羽生さんはいつもの通り家族に付き添われて真夜中の練習(1時から3時半)を行っていたと

 

ゴミ週刊誌が書いていました。

 

ゴミ(とアンチ)も何があっても揺るぎない羽生さんの態度にさぞかし驚いただろうと思いますわ。

 

 

そして12月、文春に有る事無い事書かれた時にも

 

インスタではこんな言葉を綴っていました。

 

「ありったけの体力と精神と技術と自分をスケートに込めてゆきます」

 


こんな誹謗中傷を受けても、彼にとってやることは1つなんだなと思いました。

 

つまり、悔しさも悲しさも怒りも、全部スケートに込める。そしてスケートの力で自分を癒し、乗り越え、自分が何者かを証明してゆく。

 

ずっとそうやってきたからこそ、今の彼のとてつもない強さがあるんだなということがよくわかったこの数カ月でした。

 

普通の人なら潰れているし

 

実際彼も、過去に何度も自殺未遂のようなことをしているわけで

 

でも今の彼は

 

「生きてゆきます」

 

と力強く断言してくれています。

 

きっと彼はスケートによって、悲しみも苦しみも、悔しさも怒りも全て乗り越え、自らを癒しながら強くなってきたんだろうなと思っています。

 

だからこそ彼のスケートには魂が宿り、人に勇気を与え、人を癒すパワーがあるのだろうと思います。

 

だから彼の邪魔をしよう、妨害しよう、メンタルを崩してやろうとすればするほど

 

彼は強くなってしまう。

 

彼のスケートは素晴らしいものになってしまう。

 

つまり、やるだけ無駄ってことですね。逆効果です。

 

 

最近はその矛先をご家族に向けているようですけど

 

ぶっちゃけていうと、お母さんとかお姉さんなんかも半端なく強いですよ?

 

私も息子を持ってますけど、たった一度の大勝負の時ですら私は心配のあまりヘタレて入院したぐらいだから

 

羽生さんのような息子の母親なら命がいくつあっても足りないと思いますもん。

 

でも絶対に彼女がヘタレたことはありませんでしたよね?

 

何があっても羽生さんを守り抜くという強いケツイが彼女を支えているのではと思っています。

 

マザコンとか母子密着とか言っている人もいますが

 

真逆ですよ。

 

そこまで強くなれるのは

 

息子がもはや自分だけのものではないことを知っているからこそだろうと思います。

 

羽生さんの強さは親譲り。

 

あの親にしてこの子あり。

 

だから甘く見ないほうがいいし、自分に倍返しで襲いかかってきますからやめたほうがいいっす(笑)。

 

 

そして、お母さんの鉄壁の守りがなかったら羽生さんは今、こんなに素晴らしい姿を私たちに見せてくれていることはなかったと思うし、ファンは大大大感謝しているんですよね。

 

彼女の素晴らしさを、誰よりもわかっていて、誰よりも彼女を尊敬しているのがファンだろうと思います。