羽生選手の練習動画、色々上がってますね。

久々の動く羽生選手なので、それだけで感激しているファンが多そうです。

明るく笑って、思ったより元気そうではありますが、お肌の吹き出物や、ぱさぱさした感じとか、どこか生気のない表情等を見ると、やっぱり病み上がりだなあとか、孤独と焦りのなかで一人もがいていたんだろうなとか、色々なことを思いなが見ていました。でも取りあえずは元気にこの大会に出て来てくれて感謝です。

調子自体は、絶好調とは言いがたいようですが、でも絶不調というわけでもないので、うまく調整しれくれれば、本番に間に合うかどうかというギリギリのところなんでしょう。ただ、体力面では少し落ちたのかなという印象は否めません。氷に吸い付くような滑りをしている選手も多いなかで、まだ滑り込みが足リてない感じが伝わってきますが、3月からやっと本格的な練習ができるようになったというわりには、よく滑っているほうだと思います。

https://www.youtube.com/watch?t=13&v=8ORXJjmkjeo

練習できずに試合にのぞむ、というようなことはこれまでも(今シーズンは特に)、何度も繰り返してきましたし、そこをどう解消すべきかも本人はきっとわかっているんでしょう。

ああやって楽しそうに笑っている姿を見ると、救われます。切羽詰まった感じは全くありませんものね。

GPFの素晴らしい演技と全日本での演技で、五輪王者の貫禄は世界に示しましたし、まあ、今回はとにかく無事最後まで滑りきってほしいなと願うばかりです。


羽生選手の連覇より、むしろ私は小塚選手の台のりが見たいかも。

今期の小塚選手の演技は、小塚史上最高だと思うし、何より気迫が違います。先日のインタビュー動画のなかで、「五輪の選考に漏れて、気がついたら燃え尽き症候群になっていた」と語った小塚選手。普段クールで表情を表に出さない小塚選手ですが、そういう選手のほうが心の傷は深いのかな、と切なくなりました。

ここ数年ずっと不調で(先天性の股関節の異常もあり)、次第に顔にあきらめの表情が浮かんで来ているのが気になってました。

このブログでも書きましたが、五輪イヤーの全日本を見に行ったときの印象として、芸術的とされる町田選手よりも小塚選手のほうがスケート自体には魅力があると思っていました。スケートはやっぱり滑ってナンボの世界ですから。今期は上半身のぎこちなさも大分克服されてきているし、また男らしさが増して、イケメン度も上がった感じがします。

小塚選手、きっとこれで引退となるようなフラグ立ちまくりですので、何とか有終の美を飾ってほしいものです。



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