身近に被害者がいないとはいえ、よく乗る電車のありえない車両の惨状に恐怖を覚えました。
当時3歳だった電車好きの長男も、電車のおもちゃ同士をぶつけては、怖い怖いとシクシク泣くことが数ヶ月続きました。
電車好きだったので、伊丹〜尼崎間をよく乗りに行ってました。
当日、ニュースを見た友人から「大丈夫?」というメールや電話がたくさんあり、「乗ってなくてよかった!」と…
その日も長男が望んだら乗っていたかもしれません。
事故のあった大きなカーブは、そこそこのスピードで走り抜けてたように記憶してます。
少し傾く電車にドキドキすることもありましたが、まさかそんな事故になるとは思ってないので、あまり気にすることもなく…
事故以来、当たり前ですがとてもゆっくり走ってます。
事故の現場のマンションは気付くと解体されて、今は祈りの杜という施設になってます。
解体されるまでは茶色っぽいマンションが見えてくると、黙祷する習慣がありましたが、今はカーブに差し掛かってようやく気付くので、黙祷はちょっと遅れてしまいます。
犠牲者の皆さまの鎮魂を心からお祈りします。
TOMOMO