こっくりさんの話② | TOMOMOの道標

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不思議体験談と気付きの話
発達障害の子供たちの話
霊能者も普通の人となんら変わらないことを知ってもらいたいと思い、日常を綴ってます。

スピリチュアル系の話なので、興味のない方はスルーしてください。

 

こっくりさん事件の後、2~3年経った頃でしょうか…

今度は「くりさん」という交霊術がクラスで大流行しました。

方法の詳細は端折りますが、これは二人一組になり、指を合わせて行うものです。

 

教室のあちこちで、二人一組でキャーキャー言いながらやっています。

ある日、「ねえ、TOMOMOさん、一緒にやってくれないかなぁ」と声をかけられました。

悩みましたが、少し興味もあったのでやってみることにしました。

「くりさんくりさん来てください、くりさんくりさん来てください…」

ひたすら呪文のように唱える。

すると、合わせた手がすーーーっと上に引っ張られます。

あ…

見ると、私より少し背の高い人型の影のようなものが、そばに立っていて指を持たれています。

みんなには見えていないようで…

動いた~と悲鳴のような声をあげています。

そして、「〇〇くんの好きな人は誰ですか?」など、質問しています。

終わってから、「TOMOMOさんすごい…他の子とやるより当たる!」といわれ、それからいろんな人に声をかけられるようになってしまいました。

それから数日経って、気付いたらその影がいつもそばにいるようになりました。

不思議と嫌な気分はなくて、反対に心強い気持ちに…

ある日、とてもきれいな景色をみせてくれると、その影がいいました。

その夜のこと…

寝ていると誰かに呼ばれて目が覚めました。

その影が立っていて手招きされます。

着いていくと身体がふわっと浮いて、布団が遠くなっていくと思った瞬間、すごい勢いで上昇していきました。

すると、とてもまぶしい光に吸い込まれるように突っ込んでいって。

ふわっと優しい波動を感じて、目をこらすと、言葉では言い表せないぐらいとてもきれいなお花畑が、視界一面を埋め尽くしていました。

言葉も出ません。

それがどういう世界かという話や、私がいま生きてる世界のことなど、その影が教えてくれました。

楽しい時間はあっという間で、気付くと部屋で寝ていて、とても軽やかな気持で目覚めました。

それから、私はその交霊術に参加することはなくなって、クラスでもやってる子をみかけなくなりました。

 

TOMOMO