■製作
日本(1987)
監督:田中秀夫
脚本:橋本以蔵、土屋斗紀雄
原作:和田慎二「スケバン刑事」
■主な出演
南野陽子、坂上忍、小林亜也子、蟹江敬三、伊武雅刀
■あらすじ
特命刑事としての任務を終えた2代目麻宮サキの前に瀕死の少年が現れた。サキは彼からクーデターを企む秘密組織の存在を知る。彼女はかつての仲間とともに秘密組織のアジトへ乗り込むが…。
■感想
初鑑賞。というか「スケバン刑事」実写版は何一つ観たことがありません。しかし原作は読んでいたので知っています。
子供の頃、よく姉と一緒に姉の友人宅に遊びに行っていました。まぁ遊びに行ってたというよりはその家にあるコミックが目当てで。
正直、あまりその人を好きではなかったんだけど、彼女には年の離れた兄と姉がいたので世代を超えた(?)コミックをたくさん持ってたんですね〜。それが魅力的でした。
つまり、私が「スケバン刑事」と出会ったのはココ。好きなタイプの絵じゃなかったけど話が面白かったこと、よく覚えています。
んで、本作の話。単なるアイドル映画だと思っていたら意外にも楽しめました。
もちろんツッコミどころ満載だし、全体的にクサイし、出演者の半分以上が演技ド下手だし、そもそもあの土佐弁は…?と謎だし、ついでに言うと浅香唯も要らなかったような。
でもテンポがいいのです。
殺陣なども決してうまいとは思わなかったけど効果音のおかげで、世界に入り込めました。
なんつってもあのヨーヨーですよ。すごいヨーヨーでした。ひもが長いし、頑丈だし、重いし、とにかく威力抜群。新機能を見るたび「そんなこともできるのか!」と驚き三昧。
ドラマ版を最初から(斉藤由貴シリーズから)観てみたくなりました。
2代目スケバン刑事を解任された麻宮サキ(南野陽子)は普通の女子高校生として、平和な学園生活を送っていた。
何かファイルのようなものを拾ったサキ。
和夫は友人の加藤喜久男(杉本哲太)と学園から写真などを盗み出して逃亡したのだ。
古い作品なので出演者が皆若い!サキの仲間にはわからない人もいましたが、南野陽子は可愛かったですね〜。中でも個人的に一番びっくりなのは坂上忍。顔が細かった…。
あと、杉本哲太が高校生役というのはさすがに無理があると思いました。
■お気に入りのキャラ
麻宮サキ
■個人的評価
★★★★
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