ビューティフル（2002）

あなたがいるから、

幸せがあふれだす。

■原題

Beautiful

■製作

アメリカ（2000）

監督：サリー・フィールド

脚本：ジョン・バースタイン

■主な出演

ミニー・ドライヴァー、ジョーイ・ローレン・アダムス、ハリー・ケイト・アイゼンバーグ、レスリー・ステファンソン

■あらすじ

貧しい家に生まれ、親の愛情にも恵まれず育ったモナの夢はミス・アメリカに選ばれ、世間に認められること。そのために幼い頃から涙ぐましい努力をしてきた。しかし若気の至りで妊娠、未婚で出産。子供がいる身ではミスコンの出場資格がなくなるため、親友のルビーに娘を託し、より一層ミスコン優勝のため励む。事実を知ることなく７歳になったヴァネッサはモナを母ルビーの親友と信じていた。

■感想

「もう一度観たい（読みたい）けれどタイトルがどうしても思い出せない！」という映画やドラマ、コミックや小説がありませんか？

私にとって本作がまさにソレ。「主演のミニー・ドライヴァーがシングルマザー」「ミスコンに出場する」など幾つかの情報が頭の隅に残っていたけれど、あまりにも断片的すぎてうまいこと繋がらず、どうしてもタイトルを思い出せなかったのでした。

それが昨年末、いつも訪問させていただいているブロガーさんの記事で知ることができて感激！てことで、早速（というには少し時間がかかったが）レンタルしてみたところ。

さて再鑑賞してみて思ったのは、やっぱりこの作品好きだなぁということ。終盤になって急にまとめ過ぎかなとも思うけど、本作と再会できて本当によかった！ありがとうございます

愛情の薄い家庭で育ったモナ（ミニー・ドライヴァー）の幼い頃からの夢はミス・アメリカになること。そのために涙ぐましい努力を重ねてきた。

鏡の前でスピーチの練習をしたり

地方のコンテストに参加する費用をバイトで稼いだり

しかし明らかに浮いているモナ（一番左）は

優勝どころか参加賞がいいところ。

そんなある日、学校で洋裁が得意なルビーと知り合う。

二人はそれぞれ孤立していたこともあり意気投合してやがて親友に。

ルビーが作ったドレスを着て、モナは目立つことにも成功。さまざまなコンテストで順調に勝っていく。モナのミスコン優勝への挑戦はいつしかルビーとの二人三脚で目指す夢となる。

大人になっても二人の挑戦は続いていた。しかしモナはボーイフレンドを取っ替え引っ替えしているうちに妊娠してしまう。

子供がいる身ではミスコンに出場できない。あるコンテストで（中絶費用のため？）どうしても賞金が欲しかったモナだがハプニングが発生、その原因がモナのある行為によるものであったことから失格となる。

ライバルを蹴落とすためなら何だってやるわよ〜

その帰り道、「もうおしまいよ。」と項垂れながら、モナはルビー（ジョーイ・ローレン・アダムス）に妊娠を告げる。

もうおしまいだわ…

大丈夫よ！だって私たち、乗り越えてきたじゃない！

７年後。モナはついにミス・アメリカコンテストに出場できる「イリノイ州代表」に選ばれる。

そんなモナをルビーは見守っていた。自分の娘として育てているモナの娘ヴァネッサ（ハリー・ケイト・アイゼンバーグ）とともに。

変顔して茶化すヴァネッサが可愛い♡

ヴァネッサはモナが実の母だということを知らない。同居している母ルビーの困った親友としてモナを嫌っていたが…。

とにかくヴァネッサが可愛いです。ラストシーンの、足をモナの腰に巻きつけて抱っこされている姿もめちゃめちゃキュート！

実は、タイトルが思い出せなかった時に一番頭に残っていたシーンがラストシーンでした。

■お気に入りのキャラ

ヴァネッサ

■個人的評価

★★★★（4.2）

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