■原題
The Mommy
■製作
アメリカ(1998)
監督&脚本:スティーヴン・ソマーズ
■主な出演
ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ、ジョン・ハナー、アーノルド・ヴォスルー、ケヴィン・J・オコナー、オデッド・フェール
■あらすじ
紀元前1290年、セティ1世の愛妾アナクスナムンと禁断の恋に落ちた大司祭イムホテップは王を裏切ったばかりか殺害に及んだため、死者の都ハムナプトラで、前例がないほど惨たらしい究極の刑ホムダイを科せられる。それから3000年の月日が流れ、伝説となったハムナプトラ。古代エジプトの秘宝を奪いに、あるいは学術調査のためハムナプトラを目指す者たちはそこに悪鬼と化したイムホテップが眠ることを誰も知らない…。
■感想
本作が初めてリリースされた時、「どうせインディ・ジョーンズのパクリでしょ?」と思った人も居たのじゃないだろうか?
しかし、いろんな意味で「インディ・ジョーンズ」とは一線を画しており、アドベンチャーをふんだんに楽しめる作品に仕上がっている。
もう「ザ☆古代ロマン!」という一言で片付けてしまってもいいくらい。ていうか、むしろ、特別語ることもないよね、本作って。面白いんだけどさ〜。
紀元前1290年、セティ一世の治世。王に仕える大司祭イムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)は王の愛妾アナクスナムン(パトリシア・ヴェラスケス)と禁断の恋に落ちる。
ある時、2人がかりで王を殺害、アナクスナムンは自害しイムホテップは取り押さえられる。
イムホテップはアナクスナムンの遺体を盗み出して死者の都ハムナプトラへと運び、聖なる死者の書で蘇りの儀式を執り行うが、儀式の途中で衛兵たちに捕まり、罰として生きたままミイラにされるという究極の刑ホムダイを科せられる。
月日は流れ、1923年。アメリカ人リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)はエジプト革命後の内乱に駆り出されていた。だが、部隊は全滅、傭兵のベニー(ケヴィン・J・オコナー)にも見放されて1人砂漠を彷徨う羽目に。
さらに3年の月日が流れ、リックはカイロ刑務所に収監されており、絞首刑寸前というところでエヴリン(レイチェル・ワイズ)という女性に救われる。
エヴリンはエジプト人の母とイギリス人探検家の父を持ち、自身も古代博物館に務める考古学に造詣が深い女性だった。
命を救ってもらった代わりに、リックは道案内となりエヴリンたちを連れてハムナプトラを目指す。
その途中の船で、かつて同じ部隊に所属し、結果的にリックを見放したベニーが道案内役を務めるアメリカ人一行と鉢合わせる。
目的はそれぞれだったが、皆ハムナプトラを目指していた。
ちょうどその頃、船に近づく者たちがいた。それは、3年前の砂漠での戦いでリックを追い詰めた謎の黒ずくめの男たち…。
男たちは手始めに「地図」を持っているエヴリンを襲う…。
早速、地下へと入っていくリックたちだったが…。
意外と壮大な世界観。ロマンも感じられて飽きがこない。古代エジプトが好きなら冒頭で心を掴まれるんじゃないかと思う。
笑うところもないし(本当はあるのかもしれないけど)、毎度毎度けっこう真剣に観ちゃっている自分がいる。笑いに関しては、インディ・ジョーンズの方が笑えると思う。
ただ、その他とくに語ることもないってのが本作なのでさぁ〜。
強いていうなら、エヴリンがすっとぼけててカワイイ、ジョナサンにはイラつきっぱなし…以上!
…みたいな。あとはどれだけブレンダン・フレイザーにハマれるか?な気がする。
ちなみに私はブレンダン・フレイザーの顔が苦手。なので、一度たりとて彼を「素敵!」とは思わず、発展するロマンス(?)にもときめけず、だからいつも淡々と観てしまうんかな?
まーでも考古学モノとしては、なかなかな作品だと思いま〜す。未見だったらおすすめです。
■お気に入りのキャラ
エヴリン
■個人的評価
★★★★
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