Easy A
■製作
アメリカ(2010)
監督:ウィル・グラック
脚本:バート・ルイ・ロイヤル
■主な出演
エマ・ストーン、ペン・バッジリー、アマンダ・バインズ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、パトリシア・クラークソン、リサ・クドロー、アリソン・ミシェルカ、スタンリー・トゥッチ
■あらすじ
カリフォルニア州オーハイ。地味で目立たない存在だった女子高生オリーヴは、ある日、ある理由から大学生と寝たと嘘をつく。すると尾ひれをつけた噂があっという間に広まり、一躍注目の的に。そんな中、ゲイ疑惑で虐められている男友達のブランドンから疑惑を払拭するための偽装を頼まれる。パーティーの夜、2人は部屋にこもりセックスしているふりをするが、これを機にオリーヴは親友にまでアバズレのレッテルを貼られてしまい…。
■感想
日本ではビデオスルー。
エマ・ストーンのハスキーボイスがこの役に合っていた。最近のエマ・ストーンと比べて「垢抜けたよなぁ〜。」と思いつつ、スタイルの良さに釘付け。
厳格なクリスチャン高校に通う非モテ女子のオリーヴ(エマ・ストーン)は親友リー(アリソン・ミシェルカ)の誘いを断るために「週末は年上の彼と過ごす。」と嘘をつく。
実際は家でゴロゴロしていただけなのだが、週明けの学校でリーに根掘り葉掘り訊かれて思わず嘘の上塗り。その時、たまたまトイレを利用していた「十字架クラブ」の部長マリアンヌ(アマンダ・バインズ)に一部始終を聞かれてしまい、たちまち学校中に噂が…。
噂には尾ひれもつき、オリーヴは「魔性の女」として学校中の注目の的に。
マリアンヌに真実を話そうとするも相手にされず、リーにも信じてもらえずで困り果てていた。
そんなある日、ゲイのブランドン(ダン・バード)からオリーヴに「カムフラージュで初エッチの相手になってほしい。」と依頼される。ブランドンは日頃からゲイ疑惑で皆に虐められており、周囲の視線に耐えられなかったのだ。
はぁ?冗談でしょ?
オリーヴがここ最近、自分に起きたことについての真相をネット配信している状況で、さらに回想する形で物語は展開していく。
その際、デミ・ムーアを何気にディスってるのには笑えた。私、あの映画をもう一度観たいと思ってたのに。
ものすごく面白いかといったら、うーんどうなんでしょう?という感じなのだが、全く笑えない訳ではないし1時間半という短さだし、何よりオリーヴというキャラに好感が持てるので一応は楽しめる。
なんたってオリーヴがポジティブで、開き直っているとはいえ、あの格好を自ら出来るのはスゴイ。校長室に呼ばれて、校長先生になんでそんな格好してるのかと訊かれた時の返し方もうまい。
登場人物みんなのキャラも濃くてね…。リーの家族を変だからと嫌がっていたオリーヴだけどオリーヴの家族もなかなかだよね。
でもあの家族好きだわ〜。ああいう父と母、羨ましいかも。養子については謎だけど。
そして最後はちゃんと幸せを掴むところ、良かったな。エマ・ストーンのファンにはオススメ…ですかね。
■お気に入りのキャラ
オリーヴ
■個人的評価
★★★(3.5くらい)
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