■原題
The Butterfly Effect
■製作
アメリカ(2004)
監督&脚本:エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
■主な出演
アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、エルデン・ヘンソン、ウィリアム・リー・スコット、メローラ・ウォルターズ
■あらすじ
幼い頃、大好きだった幼馴染のケイリーと別れる際、「きみを迎えに来る。」と約束したエヴァン。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。
■感想
カオス理論の1つ、「バタフライ効果」をテーマに作られた作品。
*カオス理論とは
「ある一定の条件を満たせば、必ず同じ結果になる」というような『法則』や『方程式』にとらわれない考え方。=「ちょっとでも複雑なことは正しく予測はできない」ということ。
*バタフライ効果
通常なら無視してしまうような非常に小さなことが徐々に大きな現象を引き起こすこと。
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7歳のエヴァン・トレボーンは、看護師の母アンドレアと二人暮らし。父ジェイソンは精神病院に入院中。
ある朝エヴァンを学校に送り、そのまま仕事に向かおうとしていたアンドレアは担任教師に呼び止められる。
生徒に「将来の絵」を描かせたところ、エヴァンが物騒な絵を描いたというのだ。
しかしエヴァンはそんな絵を描いたことなど覚えていないという。もともと記憶力が著しく悪いエヴァンだったが、アンドレアはジェイソンの病気が遺伝しているのではないかと考え、サニーヴェイル病院へ連れて行く。
精神科医からは記憶向上のために日記を書かせることを勧められ、その日からエヴァンは日記をつけ始める。
ところでエヴァンは、アンドレアが留守の間はよくトミー&ケイリー兄妹の家に預けられていた。
ある日、兄妹の父が映画を撮ると言いだす。地下の方が雰囲気が出るからとエヴァンとケイリーは地下へ連れて行かれ…、
気がつくと、エヴァンとケイリーは裸になっていた。しかし、どうしてこんなことになっているのかどうしても思い出せないエヴァン。
このように時々記憶がすっぽり抜け落ちていることが多々あったが、いつぞやの精神科での検査結果では「脳に異常なし」とのこと。
ただ、医師はストレスを指摘する。父親がいないこともストレスの原因の1つかもしれないと言われたアンドレアは意を決してエヴァンとジェイソンを会わせることにするが…。
6年後、13歳になったエヴァンは相変わらずトミー&ケイリーの家に入り浸っていた。そんな中、エヴァンとケイリーは次第に惹かれあうように。
そこでエヴァンの記憶がまたもや途切れる。気づくとレニーがパニック障害を起こし倒れていた。
救急搬送されるレニー。そばにはトミー、エヴァン、ケイリーの姿が。アンドレアはエヴァンに何があったのか問い詰めるが、エヴァンは記憶がないため答えられない。
アンドレアは「ここはエヴァンにとって良い環境ではない」と判断し、引越しを決める。
そして7年後。州立大の学生となったエヴァンは相変わらず記憶をなくしながらも、それなりに青春を謳歌していた。
だがある夜、たまたま日記を読み返すことになり、抜け落ちていた記憶がよみがえる…。
所々で欠落している記憶を完全に取り戻すため、エヴァンは昔住んでいた町へ行き、レニーとケイリーに会いに行くのだが…。
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面白いんだけど〜、ものすごいパワーで世界観に引きずり込まれるんだけど〜、観ているこっちまで病んできそうになる作品だな、こりゃ。
こんなことで過去をやり直せるならいいなぁと思ったけど代償が大きすぎるね。ということは、やっぱりその都度、慎重に「選択」して生きて行くべきなんだろうな。
それにしても、最後の最後でケイリーを救ったエヴァンだけどケイリーが一番幸せになる術がアレなんて切ないなぁ。でも「運命」という言葉が頭をよぎる、そんなラストは好きでした。
■お気に入りのキャラ
なし
■個人的評価
★★★★
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