■製作
プロデューサー:梅原幹、佐藤敦
脚本:龍居由佳里
■主な出演
酒井法子、大沢たかお、竹野内豊、竜雷太、田中美奈子、細川直美、西村知美、伊武雅刀、酒井和歌子
■あらすじ
両親に捨てられた過去を持つ聴覚障害者の彩は、北海道の片田舎の診療所で医師の秀一と出会い恋に落ちる。東京の大病院の息子だった秀一は親に呼び出され、必ず戻ってくると約束して上京するが、事故で記憶を失ってしまう。彩は秀一を追って東京へ向かうが…。(U・NEXTより引用)
■感想
「昔ハマったドラマ全てを再鑑賞するぞ!」の第2弾です!
これはめっっっっっっちゃハマリましたよ。酒井法子の例の事件でちょっとケチがついたかなという印象もありますが、作品に罪はなし。名作であることには変わらんね。
とくに本作は、私が初めて竹野内豊を知ってファンになった記念すべき(?)ドラマですから♡
5歳の頃に両親に捨てられ、北海道の美幌別診療所で看護師見習いとして働いている耳と口が不自由な倉本彩(酒井法子)は、東京から赴任してきた若手医師・永井秀一(大沢たかお)に恋をしていた。
だが、育ての親である森岡医師(大滝秀治)は「優秀な秀一はやがて東京に戻るだろう、生きる世界が違うのだから彼のことは諦めなさい。」と諭す。
そんなある日、癌を患っていた森岡医師の病状が悪化し、とうとう還らぬ人に。ちょうどその頃、父に戻ってくるよう呼ばれた秀一は、悲しみにくれる彩を受け止めきれないまま東京へ戻ることとなる。
秀一が東京へ帰る日。彼を追いかけて空港までやってきた彩は「幸せになれなくてもいい。そばにいるだけでいいから私も連れて行って!」と伝える。しかし、どう答えていいか分からない秀一は黙って搭乗口へ。だが飛行機に乗る直前、タラップで彩にプロポーズ。
しかし、秀一は東京に到着して間もなくエスカレーター転落事故に遭い、そのまま気を失ってしまう。
そうとはつゆ知らず、秀一の白衣を着て、幼い頃に森岡に買ってもらった思い出のブランコに乗り、帰りを待つ彩。
ところが待てど暮らせど秀一は戻らない。音信不通が続く中、毎日空港へ迎えに行くが、毎回空振りに終わるのだった。
新任の医師には「遊ばれちゃったんだね。」と笑われ、しかも襲われそうになり、寂しさに耐えられなくなった彩はひとり東京へ発ち、電話帳の「永井姓」の1ページを頼りに秀一を探し始めるのだった。
そんな中、ひょんなことから秀一の異母弟の永井拓巳と、もちろん弟とは知らずに知り合う。彼もまた彼の父が経営する永世会病院で医師として働いていた。
全員が一方通行な四角関係がとにかく切な過ぎ!第1話から最終話まで涙なしには観られません。
幸せとは愛することか、愛されることかという究極の選択を突きつけるようなラストも余韻があって好きだった。
まぁ一番萌えたのは、やっぱり拓巳の彩への想い…ですかね。
家柄もよく美人で性格もいい結城祥子(細川直美)は転落事故の責任感から秀一のリハビリを手伝ううちに彼に惹かれていく。彩と秀一の関係に気付いてからは本格的に邪魔をするヤな女。
一方、もどかしいくらい彩のことだけが思い出せない秀一。美幌別診療所や森岡先生のお墓まで行ったのにどうしても記憶が戻らない。だが、記憶を失ってもやはり彩に惹かれていくのだった。
再会したものの自分のことだけ思い出してくれない秀一。口がきけない彩はただ彼を見つめるしかできない。苦悩しながらも秀一自身の力で記憶が戻るのを待つが…。
そんな彩を見つめるのは、父からの信用を得られず、軽薄な母を軽蔑し、優秀な兄にはコンプレックスを抱く孤独な男、拓巳。彩と出会い、心救われるうち本気で彼女を愛するようになる。しかしそれは叶わぬ想いで…。
正直なところ、当時はほぼ拓巳先生しか観てなかったけど、再見すると酒井法子が上手いなぁ〜。
ところで、本作には続編(「続・星の金貨」)があって、その続編の収拾するための(?)スペシャルドラマまで作られました。スペシャルドラマは仕方ないとしても、続編は観るには観たけど要らなかったよなぁというのが本音。
続編はオススメしませんが、本作はとーーーーってもオススメです。涙活したくば本作観るべし。
また、今にして思えば、韓国ドラマにありがちな要素(記憶喪失、四角関係、偶然の連続など)もたっぷり含まれているので、ドラマは韓ドラじゃないと!ぐらいに思っている人でも、きっとハマれるはず。
それにしても竹野内豊はカッコよかった…。今でも素敵だけど。
■お気に入りのキャラ
彩、拓巳
■個人的評価
★★★★★
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「昔ハマったドラマ全てを再鑑賞するぞ!」
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