プリティ・プリンセス２〜ロイヤル・ウエディング〜（2005）

３０日以内に結婚しないと、女王になれません。

■原題

The Princess Diaries 2

■製作

アメリカ

監督：ゲイリー・マーシャル

脚本：ジョン・ライムズ

音楽：ジョン・デブニー

■主な出演

アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース、ヘクター・エリゾンド、クリス・パイン

■あらすじ

冴えない女子高生だったミアがジェノヴィア王国のプリンセスと告げられてから５年。アメリカの大学を卒業し、祖母クラリスが治めるジェノヴィア王国へやってきた。そこでミアを待っていたのは女の子なら誰もが憧れるロイヤル・ライフ。ところがジェノヴィア議会から「30日以内に結婚しなければ王位継承権を失う」と宣告され、その日から急ピッチで結婚相手探しが始まるが…。

■感想

噂では「プリティ・プリンセス３」の製作が始まるとか始まらないとか。

2015年に一度、同様の噂が浮上するもディズニー関係者が否定。その話はまさに噂のまま立ち消えになったのたが、最近またチラホラと。

個人的には要らんけど。

最近、よその国の作品のリメイクや、数年前に完結したはずの作品の続編ばかりを作っている印象が強いハリウッド、…そんなにネタに困ってるのか？と思ってしまう。

このシリーズもさ、１作目の「プリティ・プリンセス」は面白かったし好きな作品の１つなんだけど、本作は笑える場面はあるものの、面白いかと訊かれるとチョットね…。

まず、ミア（アン・ハサウェイ）に前作のような魅力がない！！環境が変わって５年も経てば、すっかり垢抜けて変わってしまうのは理解できるんだけども、ちっともキュートじゃなくなっている！

さらにミアの恋のお相手が、私にはイマイチ好みとは言い難いクリス・パイン…。もちろんキュン♡となる筈もなく。

ラストは想像とはちょっぴり違っていたのだが、だからって驚くわけでもなく。そうなんだ…で終わり。

そんな本作の見どころと言ったら…、前作も登場したニャンコのルイがひたすら可愛いのと、初登場のプードルがなかなか可愛いのと、ジュリー・アンドリュースがチラッと歌う場面くらいだろうか。

ジュリー・アンドリュースが歌うシーンでは、各国のプリンセスが招かれてパジャマパーティーするんだけど、どうみても全員がそこらのアメリカ人にしか見えないというね…。

他にも色々ツッコミどころというか、もはや「雑！」としか思えん場面ばかり。