アンカーの話(ミニボート) | 愛知発〜すもーるボート釣り

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釣りの日記です
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こんちわ


今回もボート釣行の日記じゃなくてスミマセン💦


まだまだコロナの影響も有り、自由に県を跨いでの釣行ができないでいます


2回目のワクチン接種が終わるまでは釣りで県を出ないことにしようと思ってます


近場のホームでも良いんですが、私生活でも色々あるんで釣りばっかり行ってたら


ヤバい事になりそうなのでwww




ボート釣りは浅い場所から水深100メートルを超える様な場所までさまざまですが


深い場所に出るとアンカーも役には立たないですよね


そして、アンカーを使う釣りと言えば浅い場所でサビキ釣り、エギング、チヌ釣など


ボートを止めて釣りをしたい時に必須となります


今日はそんなアンカーの話しです


ここでは海のスモールボートのアンカーとしてお話しします


まず重さは2馬力艇なら3キロ〜5キロです




ベテランの方ならどんな物をどんな時に使うかはわかってらっしゃると思います


僕はまだ、スモールボート17年目の初心者ですから偉そうな事は言えませんけどね



ではスタート




今まで使ってきたアンカー


三穴ブロック(笑)


格安で譲ってもらった手漕ぎゴムボートでとりあえず海に出たいと思って、適当にオモリになれば何でもいいや的な気持ちで初めて海に出た時に家にあった物を持って行きましたw

今では笑える思い出ですが、お勧めできません💦


ロープは段々とささくれてロープが切れそうになるし、ボートにも傷が付き、最悪はゴムボートに穴が開く恐れがあります


岩場ではガッチリ掛かって回収できなくなります

ロープを切れば済む事ですが、海中にロープも残ってしまい、ジギングなどなどのフックは簡単に引っ掛かりロストする原因となりますね


出来るだけロープは残したくないのが本音です




次は同じく手漕ぎゴムボートの時に使ってたマッシュルームアンカー

形がマッシュルームみたいだからこのネーミングなのかは知りませんけどw


5キロくらいの物を使ってました


このアンカーは少し強めの潮や風による影響に弱く砂地の海底では止まりません、岩場に引っかかってやっと止まる感じですね


回収の仕掛けも無いので岩の隙間などに入ってしまうと回収不可能です


アンカーとしての効果はブロックと変わりません


価格は安いです



次にコレ

漬物石ですwww

重さは5キロ

これは今もウチにありますw

当時、マッシュルームアンカーの予備で積んでましたw

性能はマッシュルームアンカーやブロックとほぼ同じですね





船外機付きのゴムボートを買った時に同時に2つ購入したアンカーの1つ


ホールディングアンカーです⬇︎




僕が持ってるのは重さは3キロくらいだったと思います

重さの種類は0.7キロくらいから4キロくらいまでのものが流通してると思います


ミニボートなら1.5キロ〜2キロくらいが主流だと思います



コレは重さはそこそこで引っ掛かり重視のアンカーですので

砂地では全くダメですけどね


4枚の羽の部分はパタパタと内側折り畳んで細身でコンパクトな収納が出来ます


回収の仕掛けも出来ますから

(回収の仕掛けはダンフォースアンカーと同じ)


ロストも少ないです


同時購入のもう一つは

ダンフォースアンカー

スコップみたいなプレートが砂にグイグイと刺さってボートを止めるタイプ


コレは4.1キロくらいだったと思ってたんですが

計ったら3.7キロw


今も現役で使ってますけどね

もちろん回収の仕掛けも使えますからロストも少ないです


かれこれ15年使ってますよ


ダンフォースアンカーは砂に刺さって止めると書いたんですが


砂に刺さる為には『適切な角度』が必要です


適切な角度とはだいたい30°〜40°です


海底に何もない砂地で水深5メートルならロープは15m程度は出してください


ダンフォースアンカーの場合

ロープの長さの目安としては水深の2.5〜3倍程度の長さを出して浅い角度をとる事が大事です










下のアンカーは岩場で使う事が多い人にオススメです


引っ掛かり重視のアンカーですが、回収の仕掛けが要らないタイプ


ガッツリ引っ掛かっても、強引に引っ張るとフックが伸びて回収できます


このアンカーの名前は


『ロックフィッシュアンカー』

amazonで検索すると出てきますよ




次はアンカーロープの話ししましょかね


あくまでスモールボートの物ですから大きなプレジャーだと対応不可です


アンカーロープですが


ボクはクレモナの金剛打の太さ8ミリ、長さ30メートルを使ってます


手漕ぎで初めて買ったのは確か同じクレモナですが太さ6ミリだったと思います


なぜ今は8ミリなのかと言うと

アンカーをあげる時に細いと手が痛いんですよ


金剛打はささくれが少なく丈夫です


クレモナ(ビニロン)は海水に強く沈む素材なのでアンカーに使うには最適だと思います


ロープを選ぶにあたって知っておきたい方は下のリンクを覗いてみてくださいね


知って得するロープの豆知識リンクwww.rakuten.ne.jp

ロープだからと思って安物買うと使いにくい上に嵩張ったり、変なクセが付いたりしますから

長く使う事を考えて購入された方が良いと思います


値段がアンカー本体より高いのが難ですが💦


次に回収の仕掛け


これね


今マイクロプラスチックが問題になってるんで

僕も困ってるんです


仕掛けに100ミリのインシュロックを使ってるんですよ


アンカーが抜けずに回収できない時に強引に引っ張るとインシュロックが切れてアンカーが回収出来る様になってるんです


前は園芸用の針金を使ってたんですが、これまた安定した強度が保てず、いつの間にか切れてボートが流される事が多い


海に残さない事を考えると


スチールの針金を使うしかないのかなと思ってます(錆びて無くなるから)


でもスチールだと強靭過ぎて切れないんじゃないかなと思います


何かいい素材がないかと模索中です


プレジャーボートだと仕掛けの切れる素材に凧糸使うと聞きます








アンカーにロープを結ぶとき


僕は『もやい結び』です



引っ張るほどに締まって抜けない縛り方ですね

解くときも縛り目自体は手で広げれるので簡単に解けます



そして


回収の仕掛けが気になる人


ダンフォースアンカーもホールディングアンカーも理屈は同じです


ホームセンターで60〜100センチくらいの鎖を買って両端にコレ⬇︎を取り付けます

ステンレス製のカラビナ

ネジで固定するタイプ


片方をアンカーのお尻の方に取り付けます

しっかりと締めて外れない様にしてください


もう一方がロープ


鎖の途中をアンカーの先端にインシュロックや破断する程度の針金で止めます


動画で見ると分かりやすいので見てください



指で示した場所がインシュロックなどで止めてる場所です


アンカーが根がかっても強く引っ張れば


切れて


アンカーの後ろから引き上げる形になり


回収出来ます




僕の使ってるダンフォースアンカーには後部の穴にアンカーボルトが取り付けてあって、そこに鎖を繋いで使ってますが、

アンカーの横棒の所にも回収用の鎖が取り付けれる様になってます

先に貼ってある写真もそうなってます

何故アンカーボルトを使ってるかと言うと、横棒の取り付け部だとプレートに鎖が引っかかってアンカーとしての機能を阻害してしまうんです

なので真ん中の後部に取り付け、ボートからアンカーを下ろす時はアンカーがひっくり返らない様にロープに少しテンションをかけながら下ろしていき、着底したら水深の2倍程度ロープを出して固定します


ホールディングアンカーはドボンと落としても大丈夫ですけどちゃんと仕掛けが作動する様にしたいので、やはりアンカーがボートの方に正体する様にする事が大切です







先にも書きましたが、ブロックや漬物石などは海底にあっても問題はないかもしれませんが、ロープはゴミとなり釣りでの根がかりの原因、海洋汚染のにもなります


ちゃんと仕掛けで回収できるアンカーを使う事をオススメします


それでも根がかって取れない場合は仕方ないですが、ロスト前提でブロックなどを使うのはどうかと思います


釣り道具を買うお金があってもアンカーを買うお金がないなんてナンセンスです





アンカーのお話でした