えーと、ワタクシ 2週間ほど前に 髪を切りまして。
もともと短くはあったのですが どうにもこうにも気になりだしたら止まらずに 自分で切っちまったというわけです。
できるなら刈上げとかしたい派なのですが、首の左後ろに●首のような いぼがありまして。←あ、そんなに大きくはナイ。念のため。
別にいっか~・・・程度に思っていたので 切ったり貼ったりはしていません。(←切るはわかるけど、“貼る”って…笑)
むしろ、ネタにして「首の後ろに●首あるんだよ~ニヤニヤ」みたいな。
さらに、右耳の上には 2cmくらいの傷がある。これは生まれて間もない頃に 顔の産毛を剃ってくれた人の手元が狂ってサクッといったと聞いている。病院で そういうお世話?をする仕事をする人って 昔は いたのかな?お年寄りの方だったと聞いています。今だったら一大事だよねぇ。新生児にカミソリで傷つけちゃうとかさ。
なので、その傷が見えるか見えない程度の短さよ、今。←何度も言うけれど、ホントは刈りたい。
で、極めつけが 左のこめかみ付近に 1円玉程度の円形。
これ、小学生の頃にできたんだよね。これも病院とか行ってない。
これらを、家族や身近な人たちに言っておいてるよ。
もし仮に この先何かが起きたら 私の目印は 首の後ろの●首いぼと、右耳の上の傷と、左こめかみの1円ハゲ。
これらを取ってキレイにしてしまったら、私だということが わからないかもしれないじゃないか。
・・・ということは、ただの口実なんだけれどね。
要は『自分に見えないから ま、いいか~』みたいな。ハイ、私はそんな人間です(笑)
そんな目印のことはさておき、
髪を短くした話。
スッピンじゃ さすがに オッサンに見えるだろうと思い、化粧だけはしてる。
そうじゃないときは マスク。ゴミ出しのときなんか特に
職場の、入所されている98歳の女性の話。
認知症が進んできてるのですが
「私は、お父様とお母様が大好きです」って布団の中で何度も言ってることが多々あるんですよ。
自分が子供になっちゃっているのかもしれないですね。
娘さんを「ママ」、孫娘さんを 名前で呼んでいたのですが
最近、孫娘さんを「知らないおばさん」と呼んだとかで、孫娘さんが「オバサンだって~」と ガッカリしていました。
それを聞いて、『いやいや、オバサンでも仕方ないよ。孫娘さんは 私の一個上なんだからさ…オバサンなんて、まだマシさ。私なんかおじさんって言われたんだから(涙)』と思ったわよ。
つい最近まで「奥さん」って呼んでいたよね?今はオジサンなのか~(笑)。
で、それを聞くと
『ちょっとあ~た、髪の長さで判断してない?それとも身体の大きさかしら?…ていうか、化粧をして わかりやすい色の口紅つけてるオッサンか、私は(笑)』なんて思うわけで。
うーん、やっぱり、時の流れにはかなわないのね。お兄さんだとチョットだけ嬉しいけど、やっぱ どう見ても中年なのね
その方は、ほかの入所者女性の皆さんを呼ぶ時に「おばあさん」と言うんだ。
明らかに 自分より親子ほどの年齢差のある年下の女性にも。
看護師のことを「おばさん」と。
しまいには「ここには おばあさんしかいないの?年下なのは私だけ?」って訊いてくる。
『いやいや、むしろ貴女は 上から二番目ですよ(笑)』とココロで思うわけで。
鏡を見せたら どうなるだろうな。
鏡の中の自分=自分の現在の姿
って。理解できないに一票。
いや、理解できるできないに関わらず、現実を見せるとか そんなことはしないけれども。
毎日を何事も無く平和に過ごしていただけたら、それだけで。
ただ、時々暴れるので 移乗のとき等 気を張ります。
手も足も飛んでくる。
それだけならまだしも爪を立てるし 噛み付くし 大声で叫ぶ。
義歯を外して投げつける。壊れたら不便なのは自分なのにぃぃぃ~
今年の1月、朝ごはんの前に離床して、2人対応で 車椅子に移乗するとき
私の左手をつかんでからの、爪を立てて抉(えぐ)ったんですわ。
その痕がいまだに治らない。というより、傷そのものは治ってるんですがその周囲も含めて直径2cmくらい変色&そこだけカサカサしちゃって。私、傷が治りにくいので 治るまでかなり時間かかるんですよ。痕はずっと残るけれど。
十年以上前、デイサービスにいた時は
風呂上がりに、ひざまずいて下を向いて靴下を履かせていた時に、
そのじいさん男性に「早くしろ!」と後頭部にゲンコツもらったことがあります。
風呂上がりの足に、五本指の それも昔ながらの”軍足”ってやつを履かせろってか!?それも、早くしろって無理だべなと、理不尽に思ったこともあるし、
似たようなシチュエーションで、今度は女性の方に 頭突きをされたこともあります。いやー、頭突きしたほうも痛かったろうに(笑)
頭をさすりながらスタッフ同士で笑い合って どうにかこうにかやり過ごせたけれど、家でみてるのは、家族さんは大変だよねー…と思っていたなぁ…。
痛い思い出だけじゃなく、ほっこりしたり うるっとしたり いろいろな思いもありましたが、特に印象に残っているのが、何故か痛い記憶のTOP1、2を植え付けたこの2人だったな、と。
昔から、お年寄りとちびっ子が苦手と言ってきた自分なのですが
お年寄りに関わる仕事を続けてるのって、本当は好きなのかもしれないな、と 今 チョットだけ思いましたとさ。←今?(笑)