単板ギターの、われ留! | momonga385のブログ

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愛猫の事や、子猫の事や、世間の嫌なことを、私情を押し殺し、冷静に、分析し、新たな切り口で、記事にしていきたい!と、思っています!

ギターの場合、ボディーの、材質を語る時、単板か合板かが、話題になることが、多いのですが、私の、感覚では、単板ギターには、ボディーサイド材には、われ留の、木材が、数カ所、貼られているものと、思っていましたが、近年物の、00028を購入した際、割れ留め材が、貼られて居ないことに、気が付き、もしや、サイドは、合板?等と、思ってしまいましたが、Martinの工場見学の、動画を見ていましたら、ボディー材の、下処理の進化がある事に、気が付きました!それは、木片ではなく、接着剤と、思われるものが、等間隔で、ボディーサイド材に塗布されていました。作業用の、ライトをつけている時は、はっきりと確認できましたが、ライトを、消すと、見えなくなる。もしかすると、特殊な接着剤を使用しているのかなと感じた次第です。ギブソンのJ45に関しても、割れ止め材は張られていませんから、技術的な進歩があったのでしょうね。最近のアコギには、ピックアップが事前に搭載されていますから、ある程度、鳴りさえすれば、後は、イコライザーで、音作りすれば、良いわけですから、単板にこだわる必要は無いのかもしれません。合板の方が、音的に、調整されているので、ピックアップで拾うには、向いているかもしれませんよね。生音主体の演奏であれば、単板の方がいいように感じます。しかも、ダイナミックマイクで音を拾う・・・PAが、普及していなかった頃は、ボーカルアンプなるものがありましたけどね。とにかく会場に、演奏淘汰が届けば、良い的な、機材でしたよね。あの方法の方が、ダイナミックなように感じますけどね。

 

そう言えば、マーチンのネック材のハードウッドの件ですが、マホガニー材がないのではなく、以前、不正輸入しているのではないかと疑われた時、各木材の在庫を調べられ記録として残されているのではないでしょうか?そうすれば、使用した、各種の木材の在庫量を把握できます。規制の無いものはともかく、規制されているものは、使用量を報告するように義務付ければ、在庫は減る一方ですから、例え、何らかの形で、マホガニーなどの規制木材が入荷した時、他の木材として入荷するわけですから、マホガニーであっても、セレクトハードウッドとして表現するしかない・・・そんなところではないでしょうか。

ギターに使用する木材で面白いのは、マーチンは、ローズウッド系は、在庫がしっかりあるようです。一方、Gibsonは、マホガニーの在庫は、がっちり持っているようです。主力器種のボディー材の特徴がよく出ていますよね。

エピフォンは、インディアン・ローレルを、ローズウッドの代わりに使用し始めましたよね。時代の流れと言えばそれまでですけど、和材の中にも、トーンウッドになりそうなものが沢山ありますから、其の内、規制の厳しくない、和材に、目を向ける、楽器メーカーも出てくるように感じます。

例えば、エンジュの赤身は、ローズウッドに近いですから、後は、硬度と、比重、鳴りなどをチェックすれば、使えるように感じます。アルダーに近いものもありますし、楓などは、東北の物を使う事で目のつまったものも使えます。エゾ松も有名ですよね。アカマツはどうなんでしょうね?朴木は、ヤマハのエレキに使われていましたよね。桐材をカエデなどの薄板で挟んで、セミアコ的な構造にするのも良いのではないかと思ったりしています。センターブロックは、楓を使えば、強度も出ますよね。

最近のメイプル材の強度が下がっている、という専門家の方もいます。確かに、MLBの中継などで、バットが、よく折れていますからね、強度は落ちているんでしょうね。ならば、楓や、栃木なども使えそうですよね。

気が付いたら、和材の良いものが、輸出の為、国内で枯渇したりしてね。円安だから、日本以外の国は、輸入しやすいよね!

 

輸入楽器は、さらに値上がりしますよね!もう買う事が出来ないかもしれませんよね。そういえば、1950年代以降、バブルになるまでの間、FenderやGibson、Martinなどは、当時の感覚で言えば、自動車買うくらいの感覚ですよ!ヤマハのFG500が、五万円!当時初任給はいくらだったろう?

1972年頃!