三木楽器の誰かが、逮捕されたらしい!そして、ヤッパリ!と思う、言葉が目についた!
「ツルサイカチ属」の木材を、別の木材として輸入!
楽器、特にギターを好きな方なら、「やっちゃったね」と思うはずである!
簡単に言えば、ローズウッド!そう!jacarandaである!
こういった噂は、以前から、知っている!要するに、ワシントン条約で規制されている木材である!
生産国では、絶滅を防ぐために規制するわけだが、国民には、それを理解できるだけの、教育が行われていない!単に、生活の糧を、取り上げられてしまっただけ!なので、違法伐採を行う事となります。そして、輸出する為に、別の木材として、送り出す!
日本人的な感覚からすれば、なぜ植林をしない?と思うのだが、ここが、教育の差と言える。日本人は、切ったら、植えて、次の世代が、困らない様にする事を、植林事業を通して学ぶ。単に、ご公務と言って、顔を出している、あの、お方たち以前の事である。
日本人にとって当たり前のことが、当たり前でないのが、地球に住む、人類である!
しかしながら、違法なのは、確かである!
然しながら、れっきとした、手続きを行えば、許可される筈であるが、多分、仕入れコストの関係が、あるのではないだろうか?
「旦那さん!良い木材が!そう!チョット値が張りますけど!」
そんなやり取りが、聞こえてきそうである!
2000年代から、マーチンは、ネック材に関して、セレクト・ハードウッドとしている。これは、マホガニー材の伐採に規制がかかったからである。(正式には、ホンジュラス・マホガニーの事である。)この表現の、怪しさは、まさに、今回の事件とよく似ている。別の木材として、輸入して使う場合、ホンマホと表記できない。そう勘ぐってしまう!
楽器は、丁寧に扱えば、人間以上の、生命を維持する。言い換えれば、エコな物である。一方、自動車は、特殊なものを除けば、ゴミにしかならない!リサイクルできるといっても、それには、それ相応の、コストがかかる!長期間維持しようにも、法規制で、それもできにくい。
人間は、資源を食いつぶしてきた!これから先、食い潰してきた資源の回復をどのような、、スピード感で回復への努力を行うのか!?そのための、コストを負担する時期に来ているのではないだろうか!
そういった意味でも、今回の、違法な輸入は、残念でならない!