映画用フィルム生産終了=80年の歴史に幕―富士フイルム | momonga385のブログ

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愛猫の事や、子猫の事や、世間の嫌なことを、私情を押し殺し、冷静に、分析し、新たな切り口で、記事にしていきたい!と、思っています!

いよいよ、来るべき時が来てしまった・・・そんな感じがします。
映画用フィルムは、確か35mm間違ってたらごめんなさい・・・私の頃はそうでしたから・・・
 
撮影用はネガフィルムで行い、ネガ編集が終了すると、ポジフィルムに焼き付ける・・・
そして、画像調整を加えて最終的に増刷され各上映館に配られる・・・これが封切り館・・・
 
その後、小さな映画館にそのフィルムが回って上映される・・・映画館が小さくなればなるほど、
封切りから時間が経つので、フィルムが消耗し画面に雨が降る・・・
 
又、撮影現場では、フィルム装填もカメラマン助手の大事な仕事・・・ダークバック(暗袋)の中に、
フィルムとフィルムカートリッジをいれ、フィルムを装填、撮影済みを感光しないように、
フィルム缶に仕舞い込みテープで巻いてから取り出す・・・かなり神経を使います。
 
今、デジタルで撮影されるわけですが、最初にフィルム離れが起こったのが、テレビ局でした。
テレビ局は16mmフィルムを使っていました、100フィートで確か3分くらい撮影できたと思います。
どちらかというと、戦闘機みたいな取材ですし、ニュース一本1分も流すわけではありませんから、
100フィートもあれば、足りるわけです。
これも、ビデオに取って代わります。確か、ソニーやキャノンから、
馬鹿でかいのが発売になったと思います。ソニーのハンディカムの前の機種です。
キャノンはVHSカセットをぶち込む、ソニーはベーターのカセットをぶち込む・・・大きさが想像できますよね・・・
 
ニュース用には、ベルハウエルやミニエクレール、そして名機、アリフレックス等が活躍していました。
それも、最近のニュース番組を見ると、デジタルビデオカメラを女性記者がもって、
メモ代わりに取材していますよね・・・変わらないのは、照明器具くらいですか・・・
 
映画は、デジタルとフィルムの良いとこ取りでフィルムが残っていくのかなぁ・・・と思っていましたが、
デジタルの、保存媒体の容量が拡大、低価格化すれば、映画一本を作ったり、保存したり、
上映館へ配布したり・・・かなり、便利になりますよね・・・画像の劣化も少ないし・・・
 
上映用のプロジェクターもかなり進化していますから、デジタル化へと舵が切られるのも、
致し方ないことなんでしょう・・・こうなると、35mmフィルムカメラ・・・
何時まで、フィルム供給が行われるのか?まぁ、カメラ屋さんに、ラボを作っていますから、
そうそう、簡単には無くならないでしょうが、安心は出来ません・・・
あくまでもコストの問題ですから・・・
 
そこで、勝手な提案ですが、フィルム一眼レフのバックプレートを交換すれば、
簡易デジタル一眼になるパーツを販売すればどうでしょう・・・
ニコンやキャノンはやらないでしょうから、富士フィルムでやったらどうでしょう・・・
 
そうすると、パーツが売れて、尚且つフィルムからの撤退を促進できます・・・
私、ニコン派ですので、F・F2・F3・F4・・・など、シングルナンバーのフィルムカメラ用を、
発売して頂ければ、幸いです。・・・
≪下記記事転載≫

映画用フィルム生産終了=80年の歴史に幕―富士フイルム

時事通信 9月12日(水)21時0分配信
 富士フイルムは12日、映画用フィルムの生産を終了することを明らかにした。制作現場や映画館ではデジタル化が進んでおり、フィルムの需要は減少の一途をたどっていた。今後、主な販売先である日米欧の映画会社などから最終注文を受け付け、来春ごろには販売を終える予定。映画用フィルムは1934年の創業時から生産してきたが、80年近い歴史に幕を閉じることになった。
 映画用フィルムには、撮影用の「ネガティブフィルム」と、映画館での上映用の「ポジティブフィルム」があり、神奈川県南足柄市の工場で生産している。富士フイルムは国内唯一の映画フィルムメーカーで、世界シェアは35%を占める。フィルムカメラで撮影した映像が持つ味わいにこだわる映画関係者もおり、生産終了を惜しむ声が聞かれそうだ。
 一方、500年以上も画質が変わらない保存用の「アーカイブフィルム」は今後も生産を続ける。このアーカイブフィルムの技術によって、同社は今年、米アカデミー賞の科学技術賞を受賞した。