なぜピアノをお母さんが子供に教えてはいけないのか
一言でいうと その子の世界がそこにあるからです
レッスンにつきっきりで先生の話を一言も漏らさずに聞いている
お母さん 家で教えるためでしょうが やはり違います
どんどん教材を進めてどんどん難しい曲にはやく挑戦してほしいという
気持ちは分かりますが お家でお母さんがつきっきりでピアノに向かう子
供さんのことを考えると暗澹たる思いです
教材をお母さんが広げて「はい 弾きなさい」「また 違っているでしょ」
自分のことを振り返り 私のお母さんがピアノ弾けなくてよかったと
思いました。
ピアノの椅子に座ればそこは自分の空間 自分の世界でした
先生から出された次の曲を練習するもよし
前に弾いて得意になった曲を弾くのもよし
好きな曲を歌ってみたりするのもよし
滅茶苦茶にひいて発散するのもよし
曲を作ってみたりするのもよし
ピアノの椅子に座ってやりたいことは盛りだくさん
言われたままに これを弾きなさいでは やる気もなくなり
いづれ ピアノが嫌いになってしまう
自分の考えがまとまったしっかり伝えよう
ピアノを嫌いになってしまう前に 急ごう