倉敷の西、尾道のお隣に福山市がある。
ここには鞆の浦という港があり、かねてより訪ねてみたいと思っていた。
息子が倉敷暮らしを始めたついでというか、先月ふたりで行ってみた。
インターを降りて案内に従い下道を南に進む。かなりの交通量、左手遠くに工業地帯が霞んで見えている。
道路わきには飲食店や娯楽関係、クルマ屋さんなどなんでもアリ。
印象的には堺市のような臨海工業地帯のように見受けられる。
芦田川を渡った途端に雰囲気ががらっと変わる。
一戸建ての住宅地と海岸に迫る山、道路わきの植樹。
この木なんの木?気になる気になる木~
幹の感じからするとサクラ?サクラなら咲いていてもいい時期なので、違うようだ。
ひょっとしてワタシ?モモ?
ワタシのブログネームはミヒャエル・エンデのモモとウシさんのモーモーから拝借している。
樹木の桃ではない、よって桃には詳しくない。樹皮から樹木が同定できるのは杉と松とヒノキぐらいだ。
道沿いをしばらく進むと視界が開け、左手に穏やかな海。ここが鞆の海なのだろう。
ごく普通の田舎の港街という感じで観光地というふうではない。
本当にこの道でいいのか?不安を感じるがもうすこしクルマを進める。
おっ、旅館?ホテル?それにカフェ・・らしくなってきたぞ、いいね!
急に歩道に観光客と思しき一団、ここかあ鞆の浦、やっと訪ねることができました。
駐車場はどこかいなあ?
ん、船着き場?スグ横にパーキング、ここにしよ。
バーをくぐり中へ、若干せまいが何とか駐車。車間も詰まっているので慎重にドアを開ける。
海はどこ?
堤防があるので、海は全く見えない。
ん、階段がある。
ゆっくり登っていく。
堤防の上に上がった途端、海風が抜けて行った。
ここかあ、少し風はあるが波は穏やかだ。
船着き場に船が・・
いろは丸と書いていた。