ピンクレディーの曲で「UFO」というのがある。
たんたんたんたん・・・・…
ちゃーんちゃーんちゃーんちゃーんちゃーん
ユーフォー
たららたったった・・・
あまりにも有名過ぎるイントロなのだが、このイントロでワタシがグッとくるポイントがユーフォーのフォーのところだ。
女性にしては若干低めのフォー、不安感を含んだフォー、きっと良くないことが起こりそうなフォー。
黒ひげ危機一発という玩具がある。さまざまのヴァージョンがあるが、ワタシも一台所有している。
ロープでぐるぐる巻きにされて樽の中に押し込められている黒ひげを救出するという設定のゲームなのだが、スリル感満点で結構盛り上がる。
ひとりでできなくもないが、できれば女性と楽しむのがいい(と思う)。
不安や焦り、恐怖などはストレスとされ、心身に悪影響を与えることがある。
ところがほどほどのストレスは心身の健康に寄与するという。この加減がむずかしい。
ワタシはときどきヤマに行く。
ここでこの手を離したら滑落間違いナシとか、ここでコケたら転落し即死間違いナシなどという場面がある。
そのときはキンチョーマックスで手は震え、足はすくみ、心臓は動悸はげしく、勘弁してくれーとココロでは叫んでいるが、無事に下山すると何ともいいようのない満足感と高揚感を感じてしまう。
ワタシはガキのころからドリフターズのファンだ。
下品でエッチで教育上好ましくないとされ、なるべく視聴させないようにと学校から言われていた時期もあった。
ドリフのコントではこうあるべきという理想の学校や医者や警察官は描かれない。
こんな先生や医者や警察官がいたら大変だというお芝居になっている。
こうあっちゃいけない、これをしてはいけませんといってもなかなか世の中うまくいきません。
と同時に、こうありたい、こうあるべきだとも思っている。個人の中でも拮抗共存しているし社会の中でも同様だ。だから面白い。